ネタバレ・感想

【逃げた伯爵夫人が帰ってきた】結末ネタバレ|韓国原作小説の最終回も解説

【逃げた伯爵夫人が帰ってきた】結末ネタバレ|韓国原作小説の最終回も解説

先に結論からいうと、『逃げた伯爵夫人が帰ってきた』は、レベッカが前世で奪われた自由と家族を取り戻す回帰復讐ロマンスです。

韓国原作小説では、ゼフリンへの復讐、ユリアンとの関係、そして前世で失った娘に関わる結末まで描かれています。

この記事では、ピッコマ漫画39話時点の内容と、韓国原作小説の最終回ネタバレを分けて整理していきます。

更新履歴

・2026年4月30日:ピッコマ漫画39話時点の内容を整理しました
・2026年4月30日:韓国原作小説の結末をまとめました

この記事でわかること
  • 『逃げた伯爵夫人が帰ってきた』漫画39話までのネタバレあらすじ
  • 韓国原作小説の結末と最終回
  • レベッカの復讐は成功するのか
  • ゼフリン・デヴォンシャーの最期
  • ロバートの正体とレベッカ側についた理由
  • レベッカとユリアンの関係の行方

『逃げた伯爵夫人が帰ってきた』は、ピッコマで独占配信されている回帰復讐ロマンスです。

帝国一の美女と呼ばれたレベッカ・デヴォンシャーは、夫ゼフリンに愛されていたわけではありません。彼女は、ただ美しい“コレクション”として伯爵家に閉じ込められていました。

前世で子どもを奪われ、炎の中で命を落としたレベッカは、過去に戻ったことで今度こそ自分を壊した相手へ復讐する道を選びます。

この記事では、漫画最新39話までの流れと、完結済みの韓国原作小説の結末を分けて解説します。


目次
  1. 『逃げた伯爵夫人が帰ってきた』漫画最新39話までのネタバレあらすじ
  2. 『逃げた伯爵夫人が帰ってきた』結末ネタバレ|レベッカの復讐は成功する?
  3. 『逃げた伯爵夫人が帰ってきた』韓国原作小説の最終回ネタバレ
  4. 『逃げた伯爵夫人が帰ってきた』外伝ネタバレ|結婚後のレベッカたちはどうなる?
  5. 実際に読んだ感想|復讐だけでなく“人生を取り戻す”物語なのが良き!
  6. 『逃げた伯爵夫人が帰ってきた』の登場人物
  7. 『逃げた伯爵夫人が帰ってきた』よくある質問
  8. まとめ|『逃げた伯爵夫人が帰ってきた』は復讐と再生が刺さる回帰ロマンス

『逃げた伯爵夫人が帰ってきた』漫画最新39話までのネタバレあらすじ

※ここでは、ピッコマで配信されている漫画39話時点の内容をもとに整理しています。

『逃げた伯爵夫人が帰ってきた』の漫画版は、レベッカが過去に戻り、ゼフリンへの復讐を本格的に進めていく序盤〜中盤が中心です。

原作小説ではすでに結末まで描かれていますが、漫画版ではまだ復讐の過程が丁寧に描かれている段階です。

そのため、ここではまず漫画最新話までの流れを整理していきます。


レベッカは夫ゼフリンの“美しい人形”として生きていた

レベッカ・デヴォンシャーは、帝国一の美女と呼ばれる女性です。しかし、その美しさは彼女にとって幸せを運ぶものではありませんでした。

夫であるゼフリン・デヴォンシャーは、レベッカを妻として愛していたのではなく、自分のそばに飾っておく美しい人形のように扱っていました。

レベッカは伯爵夫人として完璧に振る舞うことを求められ、自由も意思も奪われていきます。

家族や周囲とのつながりも断たれ、ゼフリンの鳥かごの中で生きるしかありませんでした。

一見すると華やかな伯爵夫人の立場ですが、その内側にあったのは愛ではなく支配です。

この「愛されているように見えて、実際には所有されているだけ」という関係が、物語の大きな出発点になります。


子どもを奪われ、炎の中で復讐を誓う

そんなレベッカにとって、妊娠は大きな転機でした。彼女は子どもを守るため、ゼフリンのもとから逃げ出すことを決意します。

しかし、自由を手にした時間は長く続きません。ゼフリンに居場所を知られたレベッカは、子どもを奪われ、さらに火を放たれた小屋の中で命を落とすことになります。

この場面は、レベッカがただ逃げるだけでは何も変えられないと悟る大きなきっかけです。前世の彼女は、夫の支配から抜け出そうとしても、最終的にはすべてを奪われてしまいました。

だからこそ、死の直前に彼女が抱いたのは「もう一度戻れたなら、今度は逃げない」という強い復讐心です。ここから、レベッカの二度目の人生が始まります。


レベッカとユリアンの協力関係

逃げた伯爵夫人が帰ってきた

レベッカはゼフリンへの復讐を進めるため、自分ひとりではなく、強力な協力者が必要だと考えます。

そこで彼女が接触したのが、ヨハネス公爵家の当主であるユリアンでした。

ユリアンは、自身の家門にかけられた呪いを解く方法を探していて、神と関わる特殊な血筋ゆえに、代々続く呪いに苦しめられていました。

レベッカはユリアンに、夫ゼフリン・デヴォンシャーが関わる不正や犯罪の情報を提供します。

ゼフリンは表向きこそ優雅な貴族として振る舞っていますが、裏では人身売買、違法薬物、不正取引、誘拐など、数々の罪に関与していました。

レベッカは、ゼフリンを社会的にも法的にも破滅させるため、ユリアンの力を借りようとします。

一方のユリアンにとっても、レベッカが持つ情報は呪いを解く手がかりにつながる重要なものでした。

こうして二人は、恋愛ではなく利害の一致から協力関係を結びます。

ここから、レベッカの復讐とユリアンの呪いをめぐる物語が同時に動き出していきます。



ロバートがレベッカ側につく

漫画16話で詳しく描かれるロバート・クロウリーは、ゼフリンに仕える「猟犬」と呼ばれる使用人の一人です。

一見するとゼフリンに忠実な人物に見えますが、実際には家族をゼフリンに握られており、従うしかない立場に追い込まれていました。

さらにロバートは、物語に出てくるカディール教の元信者でもあります。

レベッカは、ロバートが本心からゼフリンに忠誠を誓っているわけではないと見抜きます。

そして、彼の家族がいる場所の手がかりを与えたうえで、自分と一緒にゼフリンへの復讐をしないかと持ちかけます。

その結果、ロバートはレベッカに忠誠を誓います。

以降は表向きゼフリンに従いながらも、裏ではレベッカを手助けする重要な協力者になっていきます。


レベッカはゼフリンの猟犬たちを少しずつ味方に

ロバートがレベッカ側についたことで、物語はただの逃亡劇ではなく、ゼフリンの支配を内側から崩していく復讐劇へと変わっていきます。

ゼフリンの猟犬たちは、彼に心から忠誠を誓っているわけではありません。多くは家族や弱みを握られ、逆らえない状況に置かれているだけです。

そのためレベッカは、彼らを単純な敵として切り捨てるのではなく、一人ずつ事情を見極めながら自分の味方に引き入れていきます。

漫画25話では、ロバートに続いてロドリゴもレベッカ側につきます。

この流れは、レベッカが力任せに復讐するのではなく、ゼフリンの支配構造そのものを壊していく展開として見どころがあります。


『逃げた伯爵夫人が帰ってきた』結末ネタバレ|レベッカの復讐は成功する?

『逃げた伯爵夫人が帰ってきた』で一番気になるのは、レベッカの復讐が成功するのかという点です。

結論からいうと、原作小説ではレベッカの復讐は成功します。ゼフリン・デヴォンシャーは隠してきた数々の罪を暴かれ、最終的には処刑される結末を迎えます。

ただし、結末は「悪い夫を倒して終わり」という単純なものではありません。

レベッカが自由を取り戻し、家族とのつながりを回復し、前世で奪われた未来まで取り戻していくところが大きな見どころです。


レベッカは“美しさ”を壊す作戦で離婚へ持ち込む

復讐の第一歩として、レベッカが目指したのはゼフリンとの離婚でした。

しかし、ゼフリンはレベッカを簡単には手放しません。彼はレベッカを愛していたわけではありませんが、帝国一の美女である彼女を、自分の所有物としてそばに置くことに執着していました。

そこでレベッカは、ゼフリンが何より価値を置いている“美しさ”を逆手に取ります。

ユリアンの協力で「悪魔の爪」と呼ばれる薬草を手に入れ、それを使って高熱や水ぶくれのような症状を出し、重い病にかかったように見せかけるのです。

かつての美しさを失ったように見せることで、ゼフリンに「もう自分のそばに置く価値はない」と思わせる。

さらにレベッカは、夫を愛しているからこそ身を引く妻を演じ、ゼフリンが悪者にならずに離婚を受け入れられる状況を作っていきます。

この流れが本当に見事で、レベッカはただ感情で復讐するのではなく、ゼフリンの価値観や世間体まで利用して、鳥かごから抜け出す道を作っていきます。


アリシアとの駆け引きもレベッカの計算内だった

ゼフリンのそばにいたアリシアは、レベッカに対して強い劣等感と嫉妬心を抱いていました。

アリシアは、自分こそがゼフリンに愛されていると思い込み、妊娠を盾にしてレベッカを追い詰めようとします。しかし、レベッカはその動きさえも計算に入れていました。

レベッカは、自分が子どもを産めない体になったという偽の診断や、神殿でなければ治せない病という設定を利用し、夫婦関係を続けることが難しい状況を作ります。

一方で、アリシアは自分が優位に立ったと思い込んで動きますが、その言動は結果的にレベッカの離婚計画を後押しする形になります。

レベッカがすごいのは、アリシアをただ敵として見るのではなく、彼女の嫉妬や欲望まで利用しているところです。

ゼフリンとアリシア、それぞれの弱さを見抜いたうえで、少しずつ自分に有利な流れを作っていきます。


レベッカは離婚に成功し、ゼフリンの鳥かごから抜け出す

レベッカとゼフリンの離婚は、皇帝と神殿によって正式に認められます。

書類に署名が行われた瞬間、レベッカはようやくゼフリンの鳥かごから抜け出すことに成功します。けれど、彼女にとって離婚はゴールではありません。むしろ、ここからが本当の復讐の始まりでした。

離婚が成立したあと、レベッカは屋敷を出ていきます。その際、ゼフリンに向かって石を投げつける場面があります。

この場面は、かつて何もできずに支配されていたレベッカが、自分の意思で反撃を始めた象徴的なシーンです。

さらにレベッカは家族のもとへ戻り、温かく迎えられます。

前世で孤立させられていた彼女にとって、家族との再会は大きな救いでした。同時に、彼女はゼフリンの罪を暴き、完全に破滅させる準備を進めていきます。


ゼフリンの犯罪が明らかになり、伯爵家は崩壊していく

物語中盤以降は、レベッカとユリアンがゼフリンの犯罪を暴いていく展開が中心になります。

ゼフリンは、単なる支配的な夫ではありませんでした。裏では人身売買、誘拐、違法薬物、不正取引、汚職、皇帝暗殺未遂など、数々の犯罪に関わっていた人物です。

また、アリシアや側近たちもその罪に関わっており、伯爵家そのものが大きな犯罪の温床になっていたことが明らかになります。

ユリアンは軍を動かし、証拠を集め、ゼフリンの関係者を追い詰めていきます。皇帝も調査に乗り出し、やがてゼフリンの悪事は逃れようのない形で表に出ます。

ゼフリンが何より執着していた美しさ、体面、貴族としての地位。それらが一つずつ崩れていく展開は、レベッカが受けてきた苦しみを思うほどスカッとします。


アリシアは地位も自由も息子も失う

アリシアもまた、レベッカの復讐から逃れることはできません。

アリシアはもともと貧しい身分の出身で、ゼフリンの妻になることで地位と富を手に入れようとしていました。

レベッカを羨み、彼女の立場を奪うことに執着していたアリシアは、自らの欲のためにゼフリンの犯罪にも関わっていきます。

やがてゼフリンが追い詰められると、アリシアは自分だけでも逃げようとします。

しかし、息子アーサーに伯爵家の継承権を与える書類を探すため、再び屋敷へ戻ってしまいます。

その結果、彼女はゼフリンに捕らえられ、息子を奪われ、地下に閉じ込められます。

その後、レベッカたちによって救出されるものの、アリシア自身も犯罪に関わった罪で捕まります。

最終的にアリシアは処刑こそされませんが、自由も地位も財産も、そして息子さえも失います。

彼女が最も欲しがっていたものをすべて失う結末は、かなり重い罰だといえます。


ゼフリンは最後まで執着したまま処刑される

ゼフリンは逮捕され、裁きを受けます。彼の罪は重く、最終的に処刑が決まります。

処刑前、レベッカは牢にいるゼフリンを訪ねます。

そこで彼女は、前世で子どもを奪われたこと、逃げようとして捕まったこと、炎の中で死んだこと、そしてすべてを覚えていることをゼフリンに告げます。

さらに、自分が彼を破滅させるために戻ってきたのだと明かします。

ゼフリンはレベッカの言葉を完全には理解できません。それでも、最後までレベッカへの執着だけは捨てられませんでした。

処刑の日、ゼフリンは断頭台にかけられます。首が落とされる直前まで、彼はレベッカの名前を叫び続けます。

けれど、それは愛ではありません。ゼフリンにとってレベッカは最後まで自分の所有物であり、手放せない“美しい人形”だったのだと思います。だからこそ、彼の最期は歪んだ所有欲の終着点として描かれているように感じます。


『逃げた伯爵夫人が帰ってきた』韓国原作小説の最終回ネタバレ

『逃げた伯爵夫人が帰ってきた』の韓国原作小説では、ゼフリンへの復讐だけでなく、ユリアンの家門にかけられた呪い、黒猫リオの正体、そしてレベッカが前世で失った娘に関わる結末まで描かれます。

ここからは、原作小説の最終回に関わる大きな流れを整理していきます。


ユリアンの家門にかけられた呪いの真相が判明する

物語後半では、ユリアンの家門にかけられた呪いの真相が大きな軸になります。

ヨハネス家は、神と深い関わりを持つ家門でした。

しかし、かつての祖先が神々の争いに関わったことで、子孫たちは望まぬ死や不幸に見舞われる呪いを受けることになります。

ユリアンは、自分だけでなく妹リリーにも呪いの影響が及ぶことを恐れ、なんとしても呪いを解こうとしていました。

レベッカは前世の記憶の中で、クロアから聞いた手がかりを思い出します。その手がかりをもとに、レベッカとユリアンは埋もれた神殿へ向かいます。

そこは、実は二人が前世で出会っていた場所でもありました。

復讐劇として進んできた物語が、ここで神話的な真相へつながっていきます。


神殿でレベッカとユリアンは互いを救おうとする

神殿に到着したレベッカは、ユリアンの呪いを解く方法を知ります。

しかし、その方法には犠牲が必要でした。レベッカは、ユリアンとリリーを救うため、自分が犠牲になろうとします。

前世で娘を奪われ、命を落としたレベッカにとって、大切な人を救えるなら自分の命を差し出してもいいと思ったのです。

けれど、ユリアンはそれを許しません。彼はレベッカを抱きしめ、自分の呪いなのだから自分が犠牲になるべきだと考えます。

そしてユリアンは、自らの胸に短剣を突き立てます

しかし、そこに血も傷もありませんでした。その瞬間、まばゆい光が広がり、謎の神が姿を現します。


黒猫リオの正体は神カルディだった

神殿に現れたのは、女神デフリアの父である神カルディでした。

カルディは、かつて神々の戦争で敗北し、黒猫リオの体に封印されていた存在です。

つまり、ユリアン公爵のそばにいた黒猫リオは、ただの猫ではなく、神カルディが宿る器だったのです。

カルディは、長い時間を共に過ごしてくれたユリアンに感謝します。

そして、レベッカとユリアンが互いを思い合い、自己犠牲によって呪いを断ち切ろうとしたことを認めます。

その結果、カルディはヨハネス家の呪いを解き、二人を祝福します。

さらにカルディは、レベッカに対して「失われたものを返す」と告げます。

この言葉が、原作小説のラストでとても大きな意味を持つことになります。


ふたりは結ばれ、穏やかな生活を始める

呪いが解かれたあと、ユリアンは皇帝から許しを得ます。

一時的に称号や財産を失っていたユリアンですが、最終的には名誉を回復します。そして、レベッカとユリアンは結ばれ、穏やかな生活を始めます。

二人の関係は、最初から甘い恋愛だったわけではありません。はじめは復讐と呪いをめぐる利害関係から始まりました。

けれど、共に行動する中で、二人は互いの傷や孤独を知り、支え合う関係へ変わっていきます。

ゼフリンがレベッカを所有しようとしたのに対し、ユリアンは彼女の意思を尊重します。

レベッカがもう一度誰かを信じ、自分の人生を取り戻していくうえで、ユリアンの存在はとても大きかったと思います。


娘プシュケーが生まれ、前世で失ったものが戻ってくる

原作本編のラストでは、レベッカとユリアンが結ばれた2年後の姿が描かれます。

レベッカは娘を出産します。その子は黒い髪を持つ女の子でした。レベッカは、その娘に前世で失った子どもと同じ「プシュケー」という名前をつけます。

ユリアンも、なぜかその名前を自然に思いついていました。レベッカは、自分が彼に前世の娘の名前を話していないことに気づきます。

そのとき、レベッカはカルディの「失われたものを返す」という言葉を思い出します。

つまり、生まれてきたプシュケーは、前世でレベッカが奪われた娘の魂を持って戻ってきた存在だと考えられます。

レベッカは、過去に奪われたものがようやく戻ってきたことを知り、深い幸福に包まれます。

本編は、レベッカとユリアン、そして新しい家族の幸せな姿で幕を閉じます。


『逃げた伯爵夫人が帰ってきた』外伝ネタバレ|結婚後のレベッカたちはどうなる?

原作本編の完結後には、外伝・特別外伝も描かれています。

本編では復讐や呪い、ゼフリンとの決着など重い展開が続きますが、外伝ではレベッカとユリアンがようやく手に入れた穏やかな日常が中心になります。

本編の余韻を味わいながら、結婚後の二人や娘プシュケーとの家族の時間を楽しめる内容です。


娘プシュケーを中心に家族の時間が増えていく

外伝では、娘プシュケーを中心にした家族の時間も描かれます。

本編ラストで生まれたプシュケーは、レベッカにとって前世で奪われた娘を取り戻すような存在です。

そのため、プシュケーとの日常は単なる育児描写ではなく、レベッカの救済そのものにも見えます。

前世では守れなかった子どもを、今世ではユリアンと一緒に守り、愛情を注いで育てていく。

この流れがあるからこそ、『逃げた伯爵夫人が帰ってきた』の結末は、復讐成功だけで終わらない温かさがあります。


リリーやカンナのその後も外伝で描かれる

外伝では、レベッカとユリアンだけでなく、周囲の人物たちのその後にも触れられます。

ユリアンの妹リリーの成長や、レベッカを支えてきたカンナのその後など、本編で関わってきた人物たちがどう過ごしているのかも描かれます。

復讐劇の本編ではどうしても緊迫した展開が多かったぶん、外伝でそれぞれが日常を取り戻していく流れは安心感があります。

レベッカだけでなく、彼女の周囲にいた人たちにも穏やかな時間が流れているのが、外伝の良さだと思います。


カルディが人間界に現れる番外編もある

外伝では、神カルディが人間界に現れて騒動を起こすような、少しコミカルなエピソードもあります。

本編では、黒猫リオの正体として重要な役割を担っていたカルディですが、外伝ではシリアス一辺倒ではなく、明るい雰囲気の中で描かれる場面も増えます。

復讐や呪いの重さを乗り越えたあとの外伝だからこそ、こうした軽やかなエピソードがより楽しく感じられます。

本編の緊張感から解放され、登場人物たちが少し肩の力を抜いて過ごしているような雰囲気があるのも、外伝の魅力です。


最後の外伝では第二子の妊娠も示される

外伝の終盤では、レベッカが第二子を妊娠していることも示されます。

前世で子どもを奪われ、母親としての未来まで壊されたレベッカにとって、これはとても大きな意味を持つ結末です。

ゼフリンに支配されていた頃のレベッカは、自分の人生も、家族も、未来も自由に選べませんでした。

けれど二度目の人生では、復讐を果たし、自分を尊重してくれるユリアンと結ばれ、子どもたちと幸せな未来へ進んでいきます。

外伝まで読むと、この作品が「復讐で終わる物語」ではなく、「奪われた人生を取り戻す物語」だったことがより強く伝わります。


実際に読んだ感想|復讐だけでなく“人生を取り戻す”物語なのが良き!

実際に読んで感じたのは、『逃げた伯爵夫人が帰ってきた』は、ただの回帰復讐ものではないということです。

もちろん、ゼフリンへの復讐展開はかなりスカッとします。

レベッカが前世で何もかも奪われたことを考えると、彼の支配が少しずつ崩れていく流れには、しっかり爽快感があります。

でも、この作品で一番残るのは「復讐成功」そのものより、レベッカが自分の人生を取り戻していく過程でした。

ゼフリンにとって、レベッカは美しいコレクションであり、所有物のような存在でした。

だからこそ、ユリアンがレベッカの意思を尊重してくれるのが本当に大きい!!

特に刺さったのは、ラストで娘プシュケーが戻ってくるような形になるところです。

ゼフリンを破滅させるだけなら、復讐劇としては成立します。

でも、前世で奪われた娘や未来まで戻ってくることで、レベッカの人生がようやく救われた感じがありました。

  • 復讐の爽快感がある
  • ゼフリンの所有欲がきちんと断罪される
  • ユリアンの“尊重する愛”が対比として効いている
  • 娘プシュケーの結末に救いがある
  • 外伝で幸せなその後まで読めるのがうれしい

重めの始まりではありますが、最後はかなり救いのある作品です。

後悔・執着・復讐・再生の要素が好きな方には、かなり刺さるタイプのロマンスファンタジーだと思います。


『逃げた伯爵夫人が帰ってきた』の登場人物

逃げた伯爵夫人が帰ってきた 登場人物
  • レベッカ・デヴォンシャー
    帝国一の美女と呼ばれた女性。前世では夫ゼフリンに“美しい人形”のように扱われ、自由も子どもも奪われました。
    過去へ戻ったあとは、逃げるのではなく復讐によって自分の人生を取り戻そうとします。
  • ゼフリン・デヴォンシャー
    レベッカの夫。彼女を愛していたのではなく、美しい所有物として執着していた人物です。
    表向きは貴族として振る舞いますが、裏では多くの犯罪に関わっており、原作では最終的に処刑されます。
  • ユリアン・ヨハネス
    ヨハネス公爵。家門にかけられた呪いを解く方法を探す中で、レベッカと協力関係を結びます。
    ゼフリンとは違い、レベッカの意思を尊重し、彼女の復讐と再生を支える存在です。
  • アリシア
    ゼフリンの第2夫人で、レベッカに対して強い嫉妬心を抱いています。
    地位や富を求めて動きますが、最終的には自由も財産も息子も失い、自分の欲によって破滅していきます。
  • ロバート・クロウリー
    ゼフリンに仕える「猟犬」と呼ばれる使用人の一人。家族を握られていたためゼフリンに従っていましたが、漫画16話でレベッカに家族の手がかりを与えられ、彼女に忠誠を誓います。
  • ロドリゴ
    ロバートの次にレベッカ側につく猟犬です。
    漫画25話でレベッカに協力する流れとなり、ゼフリンの支配が少しずつ内側から崩れていく展開に関わります。
  • カンナ
    レベッカの侍女であり、命を懸けて彼女を守ります。幼い頃レベッカに助けられた恩から、さまざまな技術を身につけレベッカを支えられるように努力してきた。
  • リオ
    ユリアン公爵のそばにいる黒猫。
    原作後半では、ただの猫ではなく神カルディが封印された姿だったことが明らかになります。
    ヨハネス家の呪いの真相にも関わる存在です。
  • グレイス
    メイド長。デヴォンシャー家に長いこと忠誠を誓ってきた。
  • ベイツ
    ゼフリンの猟犬の一人。絶対に懐柔できない騎士。



『逃げた伯爵夫人が帰ってきた』よくある質問

『逃げた伯爵夫人が帰ってきた』の原作は韓国小説?

『逃げた伯爵夫人が帰ってきた』の原作は、韓国ロマンスファンタジーWeb小説『도망친 백작 부인이 돌아왔다』です。

原作小説をもとにWebtoon化され、日本ではピッコマで日本語翻訳版の漫画が配信されています。


原作小説は完結している?

原作小説は完結済みです。

本編232話、外伝および特別外伝19話を含む全251話で完結しています。


漫画はどこで読める?

日本語版の漫画は、ピッコマで独占配信されています。

2026年4月時点では、シーズン2の39話まで配信されています。


レベッカの復讐は成功する?

原作小説の結末では、レベッカの復讐は成功します。

ゼフリンの犯罪は明るみに出て、彼は裁きを受け、最終的に処刑されます。


ゼフリン・デヴォンシャーは最後どうなる?

ゼフリン・デヴォンシャーは、数々の罪を暴かれた末に逮捕されます。

最後までレベッカへの執着を捨てられないまま、処刑される結末を迎えます。


レベッカとユリアンは結ばれる?

レベッカとユリアンは、原作小説の結末で結ばれます。

復讐と呪いを乗り越えたあと、二人は穏やかな生活を始め、娘プシュケーにも恵まれます。


ロバートは誰?

ロバート・クロウリーは、ゼフリンに仕える猟犬の一人です。

家族を握られていたためゼフリンに従っていましたが、漫画16話でレベッカに家族の手がかりを与えられ、彼女側につきます。

その後は表向きゼフリンに従いながら、裏ではレベッカを手助けします。


黒猫リオの正体は?

黒猫リオの正体は、神カルディが封印された姿です。

原作終盤でその正体が明らかになり、ヨハネス家の呪いを解く重要な存在になります。


娘プシュケーは前世の娘なの?

原作ラストでは、レベッカとユリアンの間に娘プシュケーが生まれます。

カルディの「失われたものを返す」という言葉から、プシュケーは前世でレベッカが奪われた娘の魂を持って戻ってきた存在だと考えられます。


まとめ|『逃げた伯爵夫人が帰ってきた』は復讐と再生が刺さる回帰ロマンス

『逃げた伯爵夫人が帰ってきた』は、夫ゼフリンに支配され、子どもまで奪われたレベッカが、過去に戻って自分の人生を取り戻していく回帰復讐ロマンスです。

漫画版では、レベッカがゼフリンへの復讐を本格的に進めていく流れが描かれています。

特にロバート・やロドリゴなど、ゼフリンの猟犬たちを少しずつ味方にしていく展開は見どころです。

原作小説の結末では、ゼフリンは罪を暴かれて処刑され、レベッカはユリアン公爵と結ばれます。

さらに、前世で奪われた娘プシュケーが戻ってくるような救いも描かれます。

  • レベッカの復讐は原作小説で成功する
  • ゼフリン・デヴォンシャーは最終的に処刑される
  • レベッカとユリアンは結ばれる
  • 黒猫リオの正体は神カルディ
  • 娘プシュケーによって、前世で失った未来も取り戻す

単なるざまぁ系ではなく、支配された女性が自由と愛、そして家族を取り戻していく物語として読み応えがあります。

復讐の爽快感と、傷ついたヒロインが再び幸せを手に入れる救いのある結末を味わいたい方に、ぜひ読んでほしい1作です。



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