冷たすぎる大公フェルナンに、愛を捧げ続けたユリア。
限界の先で「消える」選択をした彼女に、フェルナンは後悔で追いすがります。
結末はハッピーエンドなのか……完結済みの韓国原作小説の最終回まで、ネタバレで追います。
LINEマンガで連載中の作品ですが、ここまでの展開を振り返るのにぴったりです。
誤解が生まれた原因や伏線のつながりも整理しているので、「あの時のあれってそういうこと?」がスッと腑に落ちますよ!
- 結末はハッピーエンドか(原作小説の最終回までの結論)
- ユリアが“消える”までの流れ(逃亡〜崖落ちの意味)
- フェルナンが後悔する転換点(誤解がほどける順番)
- 記憶喪失〜皇帝側との対立の決着(終盤の山場)
- 漫画は今どこまで?(小説との対応話数目安)
※この記事は原作韓国小説『사라져드릴게요, 대공 전하』の最終回までを含むネタバレです。漫画派の方はご注意ください。(漫画は連載中のため、展開が変更される可能性もあります。)
『消えて差し上げます、大公殿下』の結末はハッピーエンド?
漫画を読んでて先に答えが知りたい人もいるかと思います。
韓国の原作小説『사라져드릴게요, 대공 전하』の結末はハッピーエンドです。
ただし“ユリアが最短で幸せ”になるのではなく、ユリアが一度人生ごと消えて、フェルナンが壊れかけるほど後悔して、ようやく辿り着くタイプの救済ストーリーです。(よく言う後悔男パターンです)
ここから最終回まで、順番に整理します。
原作小説では、すれ違いとフェルナンの誤解せいでボロボロになったユリアが、
- ユリアの「消える」選択
- フェルナンの後悔と贖罪
- 記憶喪失という“リセット”
- 皇帝側の策略の決着
を経て、最終的に“もう一度選び直す”形で着地します。
結末の要点(ネタバレ要約)
- ユリアは逃げ切り、神聖国(孤児院)で“初めて息をするように”生き始める
- フェルナンは失ってから愛を自覚し、探して探して…でも彼女の幸せを見て近づけなくなる
- ユリアは一度命の危機→救出→記憶喪失、そこから終盤の事件を越えて最終的に再会・再構築へ
韓国の漫画でよくある【後悔男】が好きな方には絶対刺さると思います!
ネタバレあらすじ|原作小説の結末・最終回までを時系列で整理
原作小説は“冷遇→離婚宣言→逃亡→捜索→再会→記憶喪失→政争決着→再スタート”の流れです。
漫画で読み進めていく上で展開迷子にならないよう、重要イベントだけを時系列で繋いでいきます。
ここを押さえると『消えて差し上げます、大公殿下』結末の納得度が上がりますよ。
序盤ネタバレあらすじ|政略結婚で始まる“冷遇”の地獄
ユリアは、幼い頃に自分を助けてくれた初恋の人・フェルナンと結婚できると知って、やっと人生が報われると思います。
でも現実のフェルナンは冷たい。
朝の挨拶すら「顔を見たくない」と拒むレベルで、夫婦の温度はゼロ。
ここで大事なのが、フェルナンの冷酷さが“性格が悪いから”じゃなく、政治の地雷から来ている点です。
皇帝は甥であるフェルナンを従えておきたい。反逆させたくない。
そこで皇帝の側近で“犬”と呼ばれるエロディ侯爵家の娘・ユリアを嫁がせ、縛りに使うんです。
フェルナンはこの構図を見抜いていて、ユリア=侯爵の味方だと疑い続けます。
そして、ユリアに追い打ちをかけるのが「媚薬」。
ユリアは父(エロディ侯爵)から“子を作れ”と圧をかけられ、媚薬を渡されます。
その媚薬を所持していたことで、フェルナンの最後の信頼まで失います。
使用人の態度も一気に悪化して、無視や嫌がらせまで起きる。ユリアが耐えすぎて、読んでてしんどい区間がしばらく続きます…。
それでもユリアは、初恋の記憶にすがってフェルナンを慕い続け、ついに告白までしてしまう(ここが小説11話あたり)。
この時点では、まだ“報われる未来”が見えないのがつらいです…。
中盤ネタバレ①離婚宣言→逃亡計画(司祭たちの介入)
ユリアは何度も心を折られた末、「離婚したい」とついに言い出します。
ここが本当に重要で、ユリアの離婚宣言は“わがまま”じゃなく、生き延びるための判断なんですよね。
このタイミングで登場するのが、ユリアを助ける司祭たち。
マテウス司祭は、ユリアの苦しみを理解し、逃げ道を作ろうとします。
若い司祭セドリック(サブ男主人公)も動き、ユリアが追跡されないための仕掛け(外見を隠す“神の力のネックレス”)を用意してくれます。
ここから物語が一気に“逃亡劇”へシフトします。
ユリアが自分の足で「消える」準備を始めるのが、読者としては救いでもあり、同時に胃が痛くなるところでもあります…。
中盤ネタバレ②崖落ちの意味、ユリアが本当に捨てたかったもの
逃げたユリアは結局フェルナンに捕まります。
フェルナンは「戻らないならセドリックを殺す」と脅し、ユリアはセドリックのために従わざるを得ない。
そして、帰路の途中でユリアは再び逃げ、崖へ。
ここが物語の象徴シーンです(冒頭のエピソードに繋がります)
ユリアは“死にたい”というより、この関係から二度と戻れない場所へ行きたかったんだと思います。
フェルナンの前で崖から飛び降りるのは、最後の意思表示。
「あなたを愛した私ごと消える」っていう、あまりに痛い決別です。
しかもネックレスの力で命は救われ、ユリアはセドリックが待つ場所へ流れ着きます。(※漫画だとこの崖パートが大きな山場として描かれています)
後半ネタバレあらすじ|1年後の再会と近づけないフェルナン
ユリアは神聖国で暮らし、孤児院の手伝いをしながら、ようやく穏やかな日々を手に入れます。
ここ、私は読んでて「やっとユリアが呼吸できてる…」って泣きそうになりました。
一方フェルナンは、ユリアが消えたことで壊れ始めます。
騎士を総動員して探し、止められてもやめられない。“失ってから自覚する後悔男”が完成していく区間です。
そして1年後、フェルナンはユリアを見つけます。
でも、孤児院で子どもたちに囲まれて笑うユリアを見て、近づけないんですよ~~~。自分といた時に見たことがない表情をしているから!
ここもこの作品の盛り上がりポイントで、フェルナンは「連れ帰りたい」より先に、「連れ帰ったら彼女は幸せにならない」と悟ってしまう。
匿名で寄付だけして去るのが、後悔としては美しいけど、まぁ自業自得といえばそれまで!
結末ネタバレ①魔物襲撃→救出→記憶喪失
神聖国で魔物襲撃が起き、ユリアは命の危機に陥ります。
フェルナンは駆けつけて魔物を退け、ユリアを救ってくれます!でもこの救出が、ユリアに“代償”を残します。
ユリアは生き返るものの、神聖国で過ごした時間を含めて記憶を失ってしまう…。
ここ、好みが分かれるポイントで離脱する方もいるかと…。
私は「記憶喪失って便利装置になりがちだなぁ」と思いつつ、ユリアがいったん“痛みから切り離される”意味も感じました。
記憶を失ったユリアとフェルナンは、そこから少しずつ距離を縮め直します。
ただ、ユリアが“知らない顔”で笑うほど、フェルナンの罪悪感も積み上がっていくんですよね…。
結末ネタバレ②皇帝・皇太子の策略と内戦の決断
終盤は政治パートが加速します。
皇太子と皇帝はフェルナン暗殺を狙い、ユリアを誘拐して脅しの材料にしようと動く。
さらに義母が“実母を名乗る偽手紙”を送ってユリアを誘い出し、拉致へ。
フェルナンはユリアを取り戻すため、皇帝側に対して内戦も辞さない覚悟を決めます。
ただ、この時点のフェルナンは「ユリアが傷つくくらいなら、俺が全部背負う」に寄っていて、愛が重いというか、贖罪が極端というか…読者の心を揺さぶってきますよ~。
最終回ネタバレ|記憶回復→再会→ふたりの結末
フェルナンは悪人を処断し、権力構造を崩しにいきます。
そしてユリアの幸せのために“自分が去る”選択までしてしまう。
愛してるから別れる、ってやつ。後悔男の行き着く先が切ない…。
でもここで終わらないのが、この作品『消えて差し上げます、大公殿下』。
フェルナンはユリアなしで自分をすり減らすように生き、ついに倒れてしまいます。
その姿をフェルナンの部下ロイドから伝え聞いたユリアが訪れ、そこで記憶が戻り、二人はようやく同じ場所に立ちます。
最終的には、ユリアが「許す」だけじゃなく、“もう一度、自分の意思で選び直す”形で再スタート。
だからハッピーエンドです。(外伝では、ようやく夫婦としての関係が描かれるのも救い)
『消えて差し上げます、大公殿下』漫画は原作のどこまで描かれている?
漫画『消えて差し上げます、大公殿下』は連載中なので、結末まで一気に知りたい人は原作小説が最短ルートです。
一方で漫画は感情の見せ方が変わる可能性もあり、同じ展開でも“刺さり方”が変わってきます。
ここでは現在の原作小説到達点を整理します。
漫画は今どこまで?
- 漫画[7話]媚薬の誤解
- 漫画[9話]ユリア告白
- 漫画[17話]離婚宣言
- 漫画[19話]私生児・虐待の真相に近づく
- 漫画[20話]初キス
- 漫画[24〜25話]初Hシーン
- 漫画[26話]ユリア逃亡
- 漫画[28話]フェルナン捜索・崖シーン
- 漫画[29話]ユリア逃亡成功
※漫画は連載中なので、今後の演出や心理描写が変わる可能性があります。
登場人物まとめ!主要キャラをおさらい
- ユリア・エロディ
私生児として生まれ、侯爵家で“道具”のように虐待されて育ったヒロイン。
12歳の夜会で泣いていた自分を救ってくれたフェルナンが初恋で、政略結婚に希望を抱くも冷遇され続けます。
媚薬の誤解で追い詰められ、ついに「消える」決断を下します。 - フェルナン・カエサル(フェルナン・セイレフ・ポルメネ)
北部を治める大公で皇帝の甥。
戦争英雄として名を馳せる一方、皇帝に牽制され続け心を固くしています。
ユリアを侯爵の手先だと誤解し冷たく扱うが、彼女が消えたことで愛を自覚し、後悔と執着で追いかける“後悔男”へ転落します。 - セドリック
ユリアを救おうと動く若い司祭。
マテウスの計画に加わり、外見を隠すための聖なるネックレスなど、逃亡の手助けをします。
優しさは本物で、ユリアにとって「初めて味方になってくれた存在」。フェルナンの脅しの材料にもされ、三角関係の火種になります。 - マテウス司祭
ユリアの苦しみを理解し、現実的な“逃げ道”を用意する司祭。
感情で煽るのではなく、彼女が生き延びるために必要な手を差し伸べる大人の支柱です。
神聖国への導線や救済の判断を担い、終盤ではユリアの命や記憶に関わる重要な鍵も握ります。 - ロイド
フェルナンに仕える側近・部下。
戦場を共にしてきた実務の要で、冷酷に見える大公の“裏側”を理解している人物です。主君の後悔を最も近くで見届けます。 - エロディ侯爵
ユリアの父で、皇帝の側近として権力に忠実な野心家。
娘を守るどころか政治の駒として扱い、媚薬で子を産めと強要するなど追い詰めます。
フェルナンの猜疑心の根にいる存在で、二人の誤解と悲劇を生む“元凶”の一角。
ユリアの人生を歪めた張本人です。
伏線回収と考察|フェルナンはなぜ冷たかった?急に執着した理由は?
フェルナンの冷遇はユリアのことが「嫌いだから」ではなく、政治と誤解が作った防衛反応です。
ただ、問題はそこから“恋に落ちる”までの説得力。
私は後悔男の作品として『消えて差し上げます、大公殿下』面白いと思っていたのですが、終盤に近づくほど「急に?」が出てきて困惑もしました…。
冷たかった理由:ユリア=侯爵の手先という誤解
フェルナンは皇帝と対立し、常に掌握される側に置かれていました。
だからこそ“皇帝の犬”と呼ばれるエロディ侯爵の娘が嫁いできた時点で、疑いが前提になってしまうんですよね~。
ユリアの献身も、フェルナンには「演技」に見えてしまう始末…
媚薬が“誤解の決定打”になる
ユリアは父に強要されて媚薬を持たされます。
でもフェルナンから見れば「子を作って爵位を奪い、裏で操る計画」に直結して見えてしまいました。
だからフェルナンは“ユリアを拒む”ことが、侯爵の思惑を潰す手段になってしまう。
ユリアだけがボロボロになる構図となっているのがきついポイント…。
急に執着した理由:失ったことで本音が剥き出しになった
正直、フェルナンがユリアに恋落ちた!という積み重ねが弱く見える瞬間はあります。
でも私は「ユリアが消えた瞬間、フェルナンの人生から“都合のいい言い訳”が全部消えた」のが決定打だと思っています。
- 政治のせい
- 侯爵のせい
- 皇帝のせい
- 彼女は敵のはず
そうやって逃げてたのに、ユリアがいなくなった途端、残るのは“自分が彼女を傷つけた事実”だけ。
だから狂ったように探すし、見つけた後も近づけない。
この矛盾が、後悔男としては最高においしい!!
ただし、ユリア側の「最後に突然好きだと自覚する」あたりは、もう少し丁寧に積んでほしかった…!ここは漫画で補強されるのを期待しています。
『消えて差し上げます、大公殿下』原作小説を読み終えた感想
後悔男ものが大好物なので、序盤〜中盤の“積み重ね区間”はかなり好きでした。
文体も読みやすく、雰囲気は穏やかでスルスル進みます。
ただ、後半になるほど「展開の強引さ」や「感情線の飛び」が気になって、気持ちが置いていかれる瞬間も。刺さる人を選ぶ作品だと思います。
好きだったところ
- ユリアが“耐える”だけじゃなく、最後は自分で消える道を選ぶところ
- フェルナンの後悔が、ただの反省じゃなく「壊れ方」として出るところ
- 孤児院での“遠くから見守る”シーンの切なさ(ここは胸が締まる)
しんどかったところ
- 展開の蓋然性が薄いと感じる場面がある(「こうなるために動いた」感)
- 同じ温度の話が反復されて、先が読めて退屈に感じる人もいる
- 終盤のユリアの感情線が、もう一段積み上げ欲しかった(私はここで迷子になりかけた)
それでも、読む価値がある人
「後悔男が地獄を見て、ようやく愛の重さを知る」この展開が好きなら刺さります。
逆に、テンポ重視で事件の緊張感を求める人には、合わない可能性も高いです。
『消えて差し上げます、大公殿下』よくあるネタバレ質問(FAQ)
『消えて差し上げます、大公殿下』を読んでいて一番多い疑問を、ネタバレ前提で短く答えていきます。
特に「原作小説は完結してる?」「最終回は何話?」「ユリアが崖から転落する描写はいつ?」は先に知っておくと安心です。
漫画は連載中なので、現時点の情報として読んでください。
A:原作小説は完結済みで、全123話。本編は109話で最終回、その後に外伝があります(外伝で夫婦関係の描写も補完されます)。
A:漫画では28話から描かれていきます。ユリアが逃げ出した末に崖へ辿り着き、フェルナンの目の前で身を投げる場面が描かれます。原作小説でも同じく「逃亡→捕獲→再逃走→崖」という流れで大きな山場になっており、ここが“ユリアが本気で消える”決定打です。
A:死にません。ネックレスの神の力によって救われ、セドリック側へ繋がる形で生存します。
スカッとが来るのは「ユリアが消えてから」です。具体的には、ユリアが逃亡に成功すると、フェルナンは一気に崩れて後悔モードに転落し、探して探して“自分がどれだけ彼女を追い詰めたか”を思い知らされます。
A:セドリックはユリアの逃亡を助ける重要人物ですが、最終的な着地はフェルナン×ユリアです。セドリックは“救済の選択肢”として強い。
A:漫画は連載中で、現時点では逃亡後〜「1年後」付近まで進んでいます(話数は更新で変動するので、最新話表示を基準に確認してください)。
『消えて差し上げます、大公殿下』ネタバレ結末まとめ!小説最終回まで
『消えて差し上げます、大公殿下』は、ユリアの“消える”選択で物語が大きく動き、フェルナンが後悔と贖罪で追いかけ続ける後悔ロマンスです。
結末はハッピーエンド。ただ、心が削れるルートを通るので、刺さる人には深く刺さります。
- 結末はハッピーエンド(原作小説は最終回まで完結済み)
- ユリアは“逃亡”で人生を取り戻し、フェルナンは“失ってから”愛を自覚する
- 記憶喪失と政争決着を経て、最後は「選び直す」形で救済される
後悔物好きなら、序盤〜中盤の積み重ねはかなりおいしいです。
一方で、終盤の感情線に「急に?」が出る人もいるので、そこは好みが分かれると思います。
漫画は連載中なので、今後“恋落ちの納得感”が補強されるのを私はちょっと期待しています!!
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