【ネタバレ】夫に愛する人が出来たと言われたので、私も自由に生きることにしました

漫画「夫に愛する人が出来たと言われたので、私も自由に生きることにしました」は読み切り作品です。

無能な王に三行半、賢き王妃が離婚を機に国を興し自由を手に入れる痛快逆転劇が描かれています。

このページでは、「夫に愛する人が出来たと言われたので、私も自由に生きることにしました」のネタバレあらすじ、登場人物、そして「夫に愛する人が出来たと言われたので、私も自由に生きることにしました」の最終回と結末をまとめました。

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「夫に愛する人が出来たと言われたので、私も自由に生きることにしました」は単話版全１巻の読み切り作品です。連載化はしていません。（2025年2月時点）

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「夫に愛する人が出来たと言われたので、私も自由に生きることにしました」ネタバレあらすじ
「夫に愛する人が出来たと言われたので、私も自由に生きることにしました」最終回ネタバレ
「夫に愛する人が出来たと言われたので、私も自由に生きることにしました」登場人物まとめ（ネタバレ注意）
「夫に愛する人が出来たと言われたので、私も自由に生きることにしました」ネタバレあらすじ結末と最終回までまとめ

「夫に愛する人が出来たと言われたので、私も自由に生きることにしました」ネタバレあらすじ

「夫に愛する人が出来たと言われたので、私も自由に生きることにしました」はコミカライズ作品です。

原作は、『小説家になろう』に投稿された小説です。小説は2021年9月に完結しています。

ネタバレあらすじ①突然の離婚宣言と王の愚行

ある日、レティシア（レティ）は夫のアーサー・ハインベルク王から「生まれて初めて愛する人ができた」と告げられ、離婚を要求されます。

その「愛する人」とは、王が森で拾ったという出自不明の少女・ミレーヌ。

政略結婚とはいえ、レティは呆れ果てます。

彼女は数年間、王妃として政務を担ってきましたが、王は無能で国の統治すらまともにできません。それでも、ここまで愚かとは思っておらず、内心でため息をつきます。

とはいえ、離婚自体は願ってもない話。

「心から祝福いたします」とにっこり微笑み、すぐに了承しました。王は驚きますが、レティはすでに次の手を打っていました。

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ネタバレあらすじ②離婚交渉と計画的撤退

離婚を決めたレティは、したたかに条件を整えます。

婚姻時に持ち込んだ財産、従者たち、さらに婚姻後に与えられた土地――全て自分のものとして持ち帰ることを契約に盛り込みました。

さらに、不貞を働いた王からは慰謝料をふんだくることも忘れません。王は深く考えもせず、あっさり契約書にサイン。

しかもこのやり取りは、公の場で大勢の政務官たちの前で行われていました。彼女が去った後、国が混乱するのは目に見えています。

その後、レティはすぐに王宮を去ります。彼女の私室はすでにもぬけの殻。侍女や護衛、料理人に至るまで、すべての人員が撤収済みでした。

政務を支えていたのもレティだったため、国の混乱は避けられません。

王たちは驚くでしょう。まさか離婚を切り出したその日に王妃が完全撤退するとは夢にも思っていなかったのです。

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ネタバレあらすじ③新たな国の誕生

レティはハインベルクを去り、向かったのは宝石の都・シャンニエ。実はこの都市は彼女の管理下にあり、彼女の所有物も同然でした。

そのため、ここを拠点に新しい国・ジェンノーを建国する計画を立てていたのです。

ハインベルク王は気づいていませんでしたが、レティの側近や配下の兵士の多くは彼女の忠臣。

彼らはすでにシャンニエへと移動していました。さらに、有能な官僚たちも次々とレティの元へと流れていきます。

一方のハインベルクは、王が無能であることが明るみに出たことで政務が大混乱。さらに、ミレーヌとのスキャンダルや汚職も絡み、国の統治が崩れ始めました。

そしてレティはハインベルクとの交易を完全に遮断。ハインベルクは宝石の輸出ができず、財政が悪化。

レティの出身国でもあるアルノーもまた、ジェンノーを通らなければ主要な貿易ルートを確保できず、経済が破綻寸前。

しかし、これこそがレティの狙いでした。彼女は無駄な戦争をすることなく、経済封鎖でじわじわと敵を追い詰めていったのです。

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ネタバレあらすじ④復讐と勝利、そして自由へ

ついに、ジェンノーの独立に焦ったアルノー・ハインベルク連合軍が進軍します。

ですが、レティ率いるジェンノー軍は圧勝。ハインベルクの兵はまともな統率が取れず、アルノーの軍も消耗が激しく、戦いになりませんでした。

戦争に勝利したレティは、最も信頼する護衛・カイルのプロポーズを受け入れ、結婚します。

しかし、彼女はさらに先の未来を見据えていました。

ジェンノーの繁栄が進む中、レティは王政を廃止し、民衆が自由に生きられる国を築く決意をします。

「私はこれからも自由に生きていく」そう宣言し、彼女は女王の座すら手放しました。

一方、ハインベルクでは王の失策が続き、弟の公爵に王位を奪われる動きが強まります。アルノーもまた、軍事力を失ったことで弱体化し、国内は荒れ果てていきました。

そして、ミレーヌはどうなったのか――。

ハインベルク王と結婚したのか、民衆の反感を買って失脚したのか、あるいは王が彼女を見捨てたのか。レティはあえて調べようとしませんでした。

「愛があれば何も問題ないはずでしょう？」と、皮肉を込めて微笑むだけです。

その後、レティはジェンノーを繁栄させつつ、カイルと共に新たな人生を歩み始めました。
彼女の人生は、まだまだ自由に続いていくのです――。

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「夫に愛する人が出来たと言われたので、私も自由に生きることにしました」最終回ネタバレ

レティシアはジェンノー王国を建国し、経済封鎖と戦略でハインベルクとアルノーを弱体化させました。

やがて両国の連合軍が侵攻するも、ジェンノー軍が圧勝。レティは信頼する護衛・カイルと結婚し、国の発展を進めます。

一方、ハインベルクでは王の失策が続き、王位が弟の公爵に奪われる動きが加速。ミレーヌの行方は不明ですが、レティはあえて気にしませんでした。

そして王政を廃止し、民が自由に生きられる国へ改革。

「私はこれからも自由に生きていく」と宣言し、彼女は新たな人生へ――。

痛快な大逆転劇の末、レティは真の自由を手に入れたのです。

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「夫に愛する人が出来たと言われたので、私も自由に生きることにしました」登場人物まとめ（ネタバレ注意）

レティシア・ハインベルク（レティ）
本作の主人公で、ハインベルク王国の王妃。聡明で冷静、政務にも優れた才女。
夫・アーサーの裏切りにより離婚を受け入れるが、その後、宝石の都シャンニエを基盤に独立国家「ジェンノー」を建国し、逆転劇を成功させる。
経済封鎖と戦略でハインベルクとアルノーを追い詰め、最終的に王政を廃止し自由を手に入れる。
信頼する護衛・カイルと結婚し、幸せな人生を歩む。
アーサー・ハインベルク
ハインベルク王国の無能な国王で、レティの元夫。
政務を任せきりにしておきながら、森で拾った少女・ミレーヌに夢中になり、軽率に離婚を申し入れる。
しかし、その結果、有能な王妃を失い、国家が混乱し、経済破綻に追い込まれる。
戦争でも敗北し、国は崩壊寸前に。最終的に弟の公爵に王位を奪われる可能性が高まる。
ミレーヌ
アーサーが森で拾った少女で、彼の「運命の相手」とされる人物。
出自不明ながらも王の寵愛を受け、レティを悪役扱いし、「愛の力」を信じて離婚を迫る。
しかし、王妃が去った後のハインベルクは混乱し、彼女自身の行方も不明に。
レティは「愛があれば何も問題ない」と皮肉を込めて彼女を見送る。
カイル
レティの最も信頼する護衛であり、彼女を支え続けた忠臣。
ハインベルク軍の熟練兵士でありながら、レティに忠誠を誓い、ジェンノー建国後は軍の指揮を執る。最終的にハインベルク・アルノー連合軍を撃破し、戦争に勝利。
その後、レティにプロポーズし、彼女の夫となる。
ハインベルク公爵
アーサー王の弟で、彼の無能ぶりを見限った貴族たちに擁立される。
兄に代わって王位を狙う動きを見せるが、レティからは「見どころがない」と評価される。
彼の存在により、ハインベルク国内の権力争いが激化し、国の崩壊が加速する。