漫画【森の中で公爵が拾ったのは】は韓国の同名小説が原作です。
このページでは、【森の中で公爵が拾ったのは】結末のネタバレあらすじ、回帰や前世の謎、ヴァロンとの関係はどうなるのか、【森の中で公爵が拾ったのは】原作の最終回についてまとめました。
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【森の中で公爵が拾ったのは】ネタバレ！結末と最終回まで
【森の中で公爵が拾ったのは】の原作小説は2019年に全234話で本編が、全10話で外伝が完結しています。原作の結末や最終回についてまとめました。
【森の中で公爵が拾ったのは】ネタバレあらすじ
セフィランという帝国には無視できない皇帝の右腕と左腕の2つの家門があり、それはガディアンヌ公爵家とクレド伯爵家。
森に捨てられた袋から出てきたのは、29回の回帰の機会全てを死で終えてしまったクレド伯爵家の長女エリシア。彼女にとって最後の、30回目の回帰が始まりました。
神の代理者であるラルクによってエリシアは絶え間なく回帰してきましたが、いずれも死を迎えています。
なぜ回帰が繰り返されるのか理由を神の代理者であるラルクが教えてくれない状況で、30回目の回帰を最後に二度と回帰しないという条件で、この最後の回帰にはこれまでの回帰すべての記憶を持たせてもらうことに。
30回目の回帰の始まりである捨てられた袋から出てきたエリシアは森の魔物に襲われそうになります。
そこで出会ったのが、これまでの回帰で一度も自分と接点がなかったヴァロン公爵で――。
ヴァロンは20歳で家主の座に就いてからは、老いも死にもせず、数百年を生きてきた人物。また、底知れぬものすごい魔力を持っていました（ヴァロンもそんな自分に対して疑問を持っている状態）
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【森の中で公爵が拾ったのは】結末のネタバレ①クレド伯爵家の証票
エリシアの家門であるクレド伯爵家では「証票」というものがない子どもは人間扱いをしないことで有名でした。
神の加護を受ける血筋として知られたクレド家は代々、女の子が「証票」を持って生まれ、証票を持った子供は帝国と神殿の主人で帝国を守護する神女としての運命を持っていました。
クレド家は帝国を守護する神女を輩出するという、とても重要な家門という位置づけです。
しかし、現在は百年以上の間、証票を持った子どもが現れず、エリシアの継母グレイスが皇女の時、神殿の代理人としていて神殿の権力を握っていました。
そこで、神殿の力が必要だった皇帝がデールロックに想いを寄せていたグレイスの要請を聞き入れ、2人の結婚を皇命とする対価として神殿の力を皇帝に渡した背景があります。
エリシアは証票を持っていませんでしたが、クレド家の一番目の長女には神の加護の一つの能力が授けられます。
その能力とは、帝国で育つすべての生命が健康で豊かになるようにすることなので、エリシアにもその力がありました。
デールロックはエリシアの母であるミエルを死ぬほど愛していましたが（後に発覚しますがミエルを殺したのはグレイスです。グレイスがクレド伯爵を手に入れるために神殿の力を使って殺しました）
ミエルがエリシアを産んで死ぬと、デールロックは皇帝の強圧に勝てず、皇女であるグレイスを新しい伯爵夫人に迎えることになります。
名前だけの伯爵夫人にしようとしたデールロックにグレイスは薬を使って一晩を過ごすことになり、娘を産みますが、その子にも証票はありませんでした。
グレイスは自分の娘に証票がでず、神の加護を受けているエリシアが気に入りません。そのことから暗殺を何度も企てるほどエリシアを苦しめるようになったのです。
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【森の中で公爵が拾ったのは】結末のネタバレ②デールロックの変化
証票のない子どもは父親であるデールロックの意志とは関係なく愛せない感情を持つようになって無関心と冷遇の中で育ちます。
それはクレド伯爵家の血が呪いなのか、証票のない子がそばにいると悪臭を感じるほどです。少しでも一緒にいたら極度の気持ち悪さで苦しむほど。
そのため、その29回の回帰の中でも父親との接点はほぼなく、伯爵の傍観の中で死を迎えたエリシアは、父親に対する恐怖とともに憎しみと憎悪も大きいです。
この最後の30回目の回帰で、自分と周辺を守ろうと努力するエリシアに一番先に現れた変化は、父親のデールロック・クレド伯爵でした。
デールロックは愛する人が誰もいない家が地獄のようで、遠征鬼と呼ばれるほど家の外の仕事に集中していた人でした。
そんな中で伯爵邸に戻った日、別館の庭でピクニック中のエリシアを発見し、初めて娘の顔を見たデールロックは、エリシアを見ていても気持ち悪くないことに気がつきます。
一緒にサンドイッチを食べながらエリシアを見て、自分が愛していたミエルとそっくりな娘にしきりに目が行くようになり、以後2人の関係が180度変わる契機になります。
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【森の中で公爵が拾ったのは】結末のネタバレ③グレイスにより火災事故
デールロックが半年の期限で遠征に行くことになり、伯爵が去って一ヶ月後、息を潜め機会を見ていたグレイス伯爵夫人がエリシアを殺そうとする大きな事故を起こします。
伯爵邸に火をつけた後、皆が火災鎮圧のために東奔西走する時、神女がなく腐ってしまった神殿で代理人をしていたグレイスは、そこで覚えた黒魔法でエリシアを殺そうと試みます。
その時、神殿から神託が降りてきて、デールロックは遠征地から魔法のゲートに乗って皇居に召喚。神託は“誰かに証票が発現する”ということと“その最後の星を守れ”ということでした。
デールロックはエリシアに証票が発現するのではないかと心配しながら（デールロックはエリシアが証票に絡まらずにただ平凡で安らかな人生を生きることを願っていたから）伯爵邸に戻るが――。
そこでデールロックはエリシアが死に至るほど大きな傷を負って眠っているのを見ることになります。
デールロックは激怒し、グレイスが犯したことを知ってグレイスを殺しエリシアを連れて帝国を離れ亡命することまで考えますが、結局グレイスを伯爵家から追い出し幽閉することに留めました。
その後エリシアは7年間、眠ったままとなります。
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【森の中で公爵が拾ったのは】結末のネタバレ④延命措置
7年間、デールロックは体の機能を止めたまま起きないエリシアのそばを一時も離れずに世話をします。
食べ物を食べられない13歳のエリシアは日々乾いて死に近づき、神官の神力に頼ってエリシアの命を延命しますが、命が戒に走るようになるとデールロックは絶望します。
魔物討伐で1年間の出張の末に帰ってきたヴァロンは、エリシアが眠ってから1年後にこのことを知ると自分が持っている神物の力で自分の魔力を吹き込んで水薬を作り、14歳のエリシアはその時からヴァロンの水薬で命を延命することになります。
そうしてガディアンヌ公爵とクレド伯爵はエリシアをきっかけに親密な関係を維持するように。
エリシアに好意を持っていることに気づかないヴァロンは、自分の果てしない魔力でも一日に一本ずつ飲まなければならない水薬を作って供給するのは容易ではなく、魔力が枯渇して体が極限まで追い込まれるが、6年もの間欠かさず毎日水薬を供給しました。
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【森の中で公爵が拾ったのは】最終回のネタバレ①回帰の謎
エリシアとヴァロンの2人は前世から続いてきた非常に深い縁があったのです。
ヴァロンはいつも自分がどうして痛くも老けてもなく乾かない泉のような強大な魔力を持っているのか、自分は何かを待っているようだが、それが何なのか疑問でした。
エリシアが深い眠りに落ちたその瞬間から、ヴァロンの夢にいつも現れていた霧に積もって見えなかった女の人の顔が鮮明に見え始め、その瞬間に失われた自分のすべての記憶を取り戻すことになったヴァロン。
ヴァロンは最も高位の神であるケンドリックの息子で、豊穣の神ヴァルジェでした。そして初代エリシアと共にセフィランに神の加護を与えて建国したのです。後に、この神だったヴァルジェが「ヴァロン」という人間になったのでした。
初代エリシアは慈愛に満ちたヴァルジェにだんだん愛情を感じるようになり、目が見えない彼女はいつも手を伸ばしてヴァルジェの顔を触っていました。そしてヴァルジェも嫌ではなく、エリシアに気を許していましたがこれ以上はヴァルジェが神と人間の関係に線を引いて応じることはありませんでした。
神との契約によって加護が代々受け継がれることから初代エリシアは必ず子孫を産んで代を継がなければならなかったので、彼女は村で婚姻することになります。エリシアは婚姻前日までもヴァルジェに愛を乞いますがエリシアは断られてしまいます。
エリシアが夫と一夜を過ごした後、夫が他の女性と逃げますが、幸い子どもを授かったエリシアが子どもを産み、世話をしながら生きていたところ、ヴァルジェの友人である戦争の神アオリンがエリシアに力を過度に乱用すると、ヴァルジェが消滅することもありうると忠告します。
驚いたエリシアは力の使用を中断しますが、エリシアが豊かさのために力を使わないと不安に覚え、村の人は急変。人々によって石を投げつけ、火刑台に連れて行かれても力を使わずにそのまま死を迎えた初代エリシア。
初代エリシアが死ぬと、ヴァルジェは初めて彼女のいない世界を実感し、エリシアへの愛を認知しながら号泣します。
だから、ヴァロンは何を待っているのかも知らないまま、老いも死にもしない理由も知らないまま、寂しい長い歳月を生きてきたという背景でした。
愛していた人と幸せな人生を生きたいと言っていたエリシアは、初代エリシアの死に一助した戦争の神アオリンが罪悪感に自分の力を使って分身である代理人であるラルクを残し、エリシアが幸せになるまで果てしない回帰をさせたということでした。
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【森の中で公爵が拾ったのは】最終回のネタバレ②エリシアが記憶を取り戻す
29回の回帰の間、エリシアは一度も幸せになることができず、家族や愛する人ともつながることができませんでした。
だからこそ、この30回目の回帰がエリシアにとって最後のチャンスとなっていました。実はヴァロンにとってもチャンスだったのです。
エリシアが寝ていた7年の間にすべての記憶を取り戻したヴァロンが、エリシアを生かす薬を作り、エリシアが目を覚まし、父親を欺くほど、二人は愛し合う仲になります。
最初、エリシアには始まりの記憶がなかったのですが、事件を契機にエリシアも失われた記憶を探すことになります。自分一人だけの記憶でも大丈夫だと思っていたヴァロンに、記憶を共有する幸せを与えることにつながりました。
娘の幸せを望むようになったデールロックと千年以上エリシアだけを見ていたヴァロン。エリシアは2人と一緒に自分が守ろうとしたすべての人々と愛し、幸せに暮らすようになります。
この最終回を迎えるまで継母のグレイス、神官、魔塔、そして狂ってしまった皇帝まで、すべての黒幕と悪役たちとの戦いがありますが、神の加護を受けて力を取り戻したエリシアが、そばの人たちと一緒にうまくやっていきます。
あらゆる危険と逆境を乗り越え、ヴァロンと結婚し、公爵夫人になったエリシアの妊娠発覚するところでハッピーエンドで終わります。
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【森の中で公爵が拾ったのは】はどこで読める？
「森の中で公爵が拾ったのは」は2023年4月から漫画レーベル「LINEマンガ」で連載しています。
漫画は77話まで発売しています。「森の中で公爵が拾ったのは」は、LINEマンガとebookjapanで独占先行配信中のタテスクロール作品です。
「森の中で公爵が拾ったのは」の最新話がいち早く読めるのはLINEマンガとebookjapanのみで、他の書店では遅れて配信開始されます。
単行本は1巻まで8話まで収録されています。
コミックスの発売まで待てない方は、Web漫画サイト「LINEマンガ」または「ebookjapan」で「森の中で公爵が拾ったのは」を読んでみることをおすすめします。
漫画は完結していないので結末まで読むことはできません。結末まで読めるのは原作の小説のみです。（日本では未発売、韓国語のみ）
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【森の中で公爵が拾ったのは】結末ネタバレや最終回まとめ
「森の中で公爵が拾ったのは」は韓国発のタテヨミ漫画です。
2024年5月時点で、「森の中で公爵が拾ったのは」の最終回が読めるのは原作の小説です。このページでは、原作の結末ネタバレや最終回についてまとめました。
漫画の最終回までは原作通りでいくと、2025年以降といった感じです。
漫画アプリの「LINEマンガ」や電子書籍公式サイトの「ebookjapan」以外では読めない作品です。一般配信開始後なら電子書籍公式サイトで無料で読むことができます。
今後も、出版社の情報を随時チェックし、「森の中で公爵が拾ったのは」の最新情報を更新していきます！
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