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ネタバレ・感想

漫画【太陽の主】結末ネタバレ！外伝まで

太陽の主 結末 ネタバレ 外伝

漫画「太陽の主」は韓国のロマンス小説が原作です。

この記事では、「太陽の主」結末と最終回のネタバレあらすじ、10話以降どうなるのか、登場人物や外伝についてまとめました。

「太陽の主」の結末ネタバレや最終回、外伝までの大まかなストーリー展開を一気に読むことができます。

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目次
  1. 漫画「太陽の主」あらすじと登場人物
  2. 漫画「太陽の主」結末のネタバレあらすじ
  3. 漫画「太陽の主」最終回のネタバレあらすじ
  4. 漫画「太陽の主」外伝のネタバレあらすじ
  5. 漫画「太陽の主」結末のネタバレまとめ！外伝まで

漫画「太陽の主」あらすじと登場人物

「太陽の主」の漫画は本編が全116話、外伝が全26話でそれぞれ完結しています。（2024年12月時点）

治癒力を持たないことで村人から蔑まれながら生きてきた芭陽（バヤン）と、神の罰として終わりのない渇きに苦しむ皇帝・丹（ダン）。

そんな二人が出会い、互いの傷を癒しながら深い愛で結ばれいく壮大なロマンスが描かれています。


「太陽の主」あらすじ

芭陽は、銀髪の泗与族の中で唯一黒髪と黒眼を持ち、異物として扱われて育ちました。

母と二人で孤独に生きていましたが、母親が村人たちに毒を飲まされ命を絶たれたうえ、彼女が妊娠した経緯を知り大きなショックを受けます。

その後、芭陽は狂症の噂が絶えない太武帝の側室に選ばれます。母の遺言に従い湖で太武帝に出会った芭陽は、彼が自分の夢に現れた怪物であることを悟り、彼の狂症が自身の血によって鎮まることに気づかせます。

芭陽は太武帝に取り入り、彼の力を借りて泗与族への復讐を果たすことを心に誓いますが、二人の関係は徐々に変化していきます。

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「太陽の主」登場人物（ネタバレ注意）

  • 芭陽（バヤン）
    黒髪と黒い瞳を持つ「黒泗与（こくしよ）」の少女。ガラク村で突然変異として生まれました。彼女は血を定期的に排出して力をコントロールしなければならず、その血は村の他の泗与族にとって治癒力を強化する重要な資源として扱われています。村の人々は彼女の血を分けて飲むことで恩恵を受けていました。
    成人すると、芭陽の血は直接他者を治癒する力を発揮するようになります。彼女の存在は村にとって重要である一方、独特な能力ゆえに冷遇されることもありました。
  • 丹（ダン）
    現皇帝であり、太武帝の名を持つ。狂症（精神の狂乱や衝動）に苦しみながらも、その病さえも自らの統治に利用する冷酷で計算高い人物です。狂症が発現するタイミングで貴族の娘を側室に迎え入れますが、後に一人ずつ排除することで外部勢力の芽を摘む策略を繰り返しています。
    丹は鮮やかな赤い瞳と狂症を先代皇帝から受け継ぎました。この狂症は、喉の渇きと絶え間ない痛みを伴う呪いでもあります。丹の父である前皇帝も同じ狂症に苦しみ、それを抑えるために多くの側室を持ちましたが、丹自身は女性、特に貴族階級の女性に対して深い不信感を抱いています。そのため、芭陽と出会うまでロマンチックな関係を持つことはありませんでした。むしろ、多くの側室をその場で殺害するほど徹底した冷酷さを見せていました。
    しかし、芭陽の血には丹の狂症を鎮める力があるとされ、彼にとって彼女の存在は特別な意味を持ち始めます。

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漫画「太陽の主」結末のネタバレあらすじ

「太陽の主」結末のネタバレについてまとめました。

結末については

  1. 治癒力を失う代償
  2. 泗与族の真実
  3. 芭陽の泗与族への復讐
  4. 帝国の神話

4つに分けて結末のネタバレをまとめています。


結末ネタバレ①治癒力を失う代償

太武帝である丹（ダン）が芭陽の血を飲むことで狂症を抑える一方、芭陽は自己治癒力が著しく低下しました。

小さな傷でさえ治りにくくなり、大きな傷を負えば長時間の苦痛に耐えなければならなくなります。

側室たちの陰謀によって芭陽が深い傷を負った際、その苦しむ姿を目の当たりにした太武帝・丹（ダン）は、芭陽の血を飲むことで彼女の命が危険にさらされていることを悟ります。

この事実に気づいた丹（ダン）は、彼女を守るためにも血を飲むのをやめる努力を始めます。

しかし、芭陽自身は逆に彼に血を飲んでほしいと望みました。それは懐妊という条件を満たすためです。

医官から、治癒力が強すぎることで妊娠が難しいと告げられた芭陽は、太武帝である丹（ダン）の後継者を産むことで彼のそばに居続けられると信じ、治癒力を失う覚悟を固めました。

愛する彼を守るため、そして復讐の目標を胸に抱きながら、芭陽は自らの犠牲を厭わない決断を下したのです。

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結末ネタバレ②泗与族の真実

本物の泗与族は、もともと黒髪を持つ一族でした。しかし、現在の銀髪の泗与族は、実際には本物の泗与を世代を超えて利用し続けてきた人々のグループです。

銀髪は、彼らが本物の泗与の肉や血を摂取した結果として現れる呪いのようなものでした。この過程で、本物の泗与はほぼ絶滅に追い込まれました。

現在の銀髪の泗与族は癒しの力を持っているものの、その力は偽りです。何世代にもわたる本物の泗与の消費による残留効果にすぎません。

さらに、癒しの力を使えば使うほど寿命が縮まり、やがては普通の人間よりも劣る体質に変わります。

例えば、普通の人間なら自然に治る単純な傷でさえ、銀髪の泗与族には致命的な問題となることがあります。自己回復能力が完全に失われるからです。

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結末ネタバレ③芭陽の泗与族への復讐

芭陽が泗与族の真実を知ったとき、彼女はついに自分の母親を傷つけた者たちに対面しました（丹が彼らを捕らえ、芭陽のもとへ送りました）。

彼女は彼らの運命がすでに封印されていることを理解していました。

長年にわたり芭陽の血を飲んできた彼らは、すでに癒しの力を使い果たし、苦しみながら惨めな生活を送ることになる運命にありました。それでも芭陽は、彼らを放置するだけでは済ませませんでした。

彼女は彼らを洞窟に閉じ込め、1人分の食料だけを与えました。そして「1か月後に洞窟を解放する。その時点で生き残った者は自由に去ることができる」という条件を提示しました。

この行為には深い意味がありました。芭陽と彼女の母親はいつも飢えに苦しんでいたため、彼らにもその苦しみを体験させたかったのです。

さらに、彼らに与えた食事は、かつて彼らが芭陽の母親に毒を盛った際に使用したものと同じ内容でした。毒は入れませんでしたが、その食事を目にするだけで彼らは深い精神的苦痛を味わうことになりました。

泗与族の真実が公に発表されると、国中の誰もが銀髪の泗与族が偽物であることを知ることになります。

これにより、銀髪の泗与族はこれまで隠してきた嘘とその背後にある罪の重さを暴かれ、社会からの信頼を完全に失いました。

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結末ネタバレ④帝国の神話

丹は芭陽の地位を向上させるため、直接さまざまな学問を教えました。しかし、腐敗した貴族たちの不正を解決するために、予定を繰り上げて人材登用制度を施行する必要があり、多忙を極めていました。

そのため、芭陽の学びを補佐する役目を、羅隠国から側室として嫁いできた花蘭に任せることにしました。

芭陽は長い歴史を持つ羅隠国出身の花蘭から多くの知識を得ることができました。その中には、帝国の神話であると考えられていた初代皇帝・泰武（テムリョン）についての話も含まれていました。

帝国の神話として語られる初代皇帝・泰武（テムリョン）と神の息子たちの物語。神の息子は2人の兄弟で、強大すぎる力によって人間世界のバランスを崩してしまいました。

神は彼らを制御するため、彼らを飼いならす「主人」を与えましたが、息子たちはその存在を快く思わず、伴侶であり主人である者を殺してしまいます。

怒った神は息子たちに厳しい刑罰を下しました。後悔した息子たちに、神は再びチャンスを与えると約束します。

それは、治癒の力を持つ「泗与（しよ）」を探し、その者を愛し、従属することで刑罰を解かれるという条件でした。しかし、刑罰から完全に解放されるには、愛してやまない泗与を自らの手で殺すという試練が課されていました。

羅隠国の初代皇帝・泰武は、他の者たちよりも早く泗与を見つけ、刑罰から逃れることに成功しました。この神話は、神の公正さと厳しさが人間だけでなく神の息子たちにも及ぶことを伝えています。

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漫画「太陽の主」最終回のネタバレあらすじ

「太陽の主」最終回のネタバレについてまとめました。

最終回については

  1. 丹への毒殺事件と狂症の暴走
  2. 夢の中で彷徨う芭陽

2つに分けて最終回についてまとめています。


最終回ネタバレ①丹への毒殺事件と狂症の暴走

芭陽は帝国の神話を花蘭から聞いて知っていましたが、丹と長く一緒にいたい一心で知らないふりをしていました。

しかし、毒を盛られ狂気に支配された丹を目の当たりにし、彼女は覚悟を決めます。

自ら体に傷をつけ、理性を失った丹のもとへ近づいた芭陽。丹は彼女の血を吸い尽くし、芭陽の心臓が止まった瞬間にようやく正気を取り戻しました。

深い後悔に苛まれた丹でしたが、芭陽を救う手立てはなく、誰もが諦めかけていました。

そんな中、医官が芭陽の脈を確認し、止まっていた心臓が再び鼓動していることに気づきます。希望が蘇りましたが、芭陽は1か月間目を覚ましませんでした。

その間、丹は芭陽からもらった「魂が結ばれる」と言われる神珠を思い出し、それを食べることを決意します。この行為により、芭陽と丹の魂は永遠に結ばれ、二人は運命的な絆で縛られることになりました。

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最終回ネタバレ②夢の中で彷徨う芭陽

芭陽は丹の幸せを願い死を選びましたが、夢の中の湖で母親に「現実に戻れ」と促されます。

しかし芭陽は「自由になった丹のもとには戻れない」と拒否します。

母親と共にあの世へ渡ろうとする芭陽の足には、現実への未練を象徴する足かせがついていました。

母親は「ここで死ねば3人を殺した罪で地獄に行く」と告げます。

その3人とは、芭陽の体内に宿る丹との子供、将来生まれるもう一人の子供、そして芭陽と魂でつながる丹でした。

芭陽は神珠によって刻印され、魂が丹と永遠につながっていると知ります。

また、体内の子供が持つ治癒の力で死にかけていた自分を救ったことも明らかになります。母親に「愛している」と告げ、芭陽は現実に戻る決意をします。

1か月間の昏睡状態から目覚めた芭陽は、彼女を待ちながらやつれていた丹と再会します。

芭陽が懐妊していた事実が伝わると、帝国は再び活気を取り戻し、二人は新たな未来へと歩み始めました。

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漫画「太陽の主」外伝のネタバレあらすじ

「太陽の主」外伝のネタバレについてまとめました。

外伝については

  1. 原作小説での外伝
  2. 現代に転生した丹と芭陽の物語

2つに分けて外伝についてまとめています。


外伝ネタバレ①原作小説での外伝

芭陽が産後うつ病にならないように85歳でその生涯を終えるまで支え続けた「ヘミンおばあさん」の話が描かれます。

また、芭陽と魂がつながり、彼女の悲しみや痛みを共有する丹の視点も描かれます。（次の見出しにまとめた「現代に転生した丹と芭陽の物語」です）

さらに、芭陽に剣術を教える剣術の師匠・ハサンのエピソードも登場します。ハサンは丹に密かに協力し、芭陽の能力を引き出す手助けをしています。

一方で、夫婦喧嘩の末に意地を張った丹が芭陽を謹慎させる場面も。芭陽は丹の心配を引き出すために手首を引いてわざと怪我を装い、丹を駆けつけさせるという事件が起こります。

本当の伴侶にはまだ出会えていない花蘭の話も含まれます。花蘭の物語は芭陽や丹とは異なる視点で描かれつつ、芭陽と密かに接点を持つ一面も含まれています。

また、芭陽と丹の子どもたちに関するエピソードも描かれ、彼らの成長や葛藤が物語に深みを与えています。

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外伝ネタバレ②現代に転生した丹と芭陽の物語

芭陽が丹に「一生、来世でも会って愛し合おう」と語った言葉のためか、丹は500年間にわたり前世の記憶を持ち、現代に生まれ変わりました。しかし、その間、一度も芭陽に会うことはできませんでした。

前世から続く幻の痛みにもかかわらず、芭陽とつながっていると感じることで救われていた丹。しかし、彼女を傷つける人々を黙って見過ごすことも、芭陽に会えない状況も、彼にはもどかしいものでした。

また、彼女が傷ついていることを知らせる「転生痛」の信号が、痛みそのものではなく、自分の無力さや怒りを増幅させ、丹を息苦しくさせていました。静けさを求めて実家ではなく別の家へと移り住んだ丹は、そこで一人の少女と出会います。

その少女を目にしたとき、丹は長い間待ち続けていた相手、芭陽だと直感します。彼女が自分の想像ではないかと疑うほど、少女の存在は丹にとって特別でした。

しかし、彼らの間には13歳の年齢差があり、さらに芭陽は前世の記憶を持っていないことが判明します。丹は自ら芭陽から距離を置こうとしますが、それは簡単ではありませんでした。魂の主人である芭陽に従うようになり、彼女が望むことを何でも叶えてしまう丹。

何とか気持ちを抑えようと努力する彼の姿がまるで無駄かのように、芭陽は丹を虜にしてしまいます。（すでに丹は芭陽に囚われていますが）

一方で、芭陽は両親を失った孤児でありながら、政治家の夫婦に養子として迎えられていました。しかし、その夫婦は彼女を政治的な目的で利用するだけで、芭陽に冷たい態度を取り、気に入らないことがあると暴力を振るい、家族行事にも参加させないという扱いをしていました。

そんな過酷な環境の中で、初めて優しく接してくれた丹に対し、芭陽は最初こそ好意を抱く程度でしたが、次第にそれ以上の感情を自覚します。

しかし、年齢差の壁に阻まれ、一時は諦めようとします。それでも諦めきれなかった芭陽は、自分の気持ちを貫く決意を固めます。

現代に転生した丹と芭陽の物語は、切なさと情熱に彩られながら展開していきます。丹がどれほど芭陽を待ち続けたのか、その切実さが伝わってきます。

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漫画「太陽の主」結末のネタバレまとめ！外伝まで

「太陽の主」は韓国発のタテヨミ漫画です。

2024年12月時点で、「太陽の主」は完結していますので、結末と最終回、外伝をそれぞれ読むことができます。

このページでは、結末と最終回、外伝についてまとめました。

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