【皇后の座を捨てます】全話・結末ネタバレ！原作小説110話の最終回と漫画の完結まで

漫画【皇后の座を捨てます】は、韓国の同名小説が原作となるタテヨミ作品です。

この記事では、原作小説の最終回（110話）までの結末ネタバレを中心に、皇帝カールの最期・愛人ディアンの行く末・アデライトとリオネルの関係がどう決着するのかを詳しくまとめています。

まとめている内容は原作小説『황후 자리를 버리겠습니다（皇后の座を捨てます）』の本編110話までで、外伝は含まれていません。

この記事で分かること

皇帝カールが迎える最終的な結末
愛人ディアンは本当に妊娠するのか
アデライトとリオネルの恋とその後

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【皇后の座を捨てます】結末ネタバレ
【皇后の座を捨てます】登場人物・相関関係まとめ
【皇后の座を捨てます】原作小説の情報まとめ
【皇后の座を捨てます】漫画版の完結状況
【皇后の座を捨てます】はどこで読める？
まとめ｜皇后の座を捨てますの最終回まとめ
- 最終回の要点（再掲）

【皇后の座を捨てます】結末ネタバレ

原作小説『皇后の座を捨てます』（110話完結）の最終回では、皇帝カールの最期・愛人ディアンの選択・アデルとリオネルの関係の行方がすべて決着します。

まずは長い物語の核心部分だけを、「最終回で何が確定するのか」に絞って簡潔に整理します。

ネタバレを読みたい方は、ここを押さえるだけで物語の全体像がつかめます。

アデライト（アデル）は皇帝カールから廃位され、皇宮を去ることを決意。
それによりカールは精神的に崩壊し、異常な執着を見せ始める。
エフモント帝国では、無能で暴君化したカールに対し反乱が勃発。
反乱軍は皇帝の異母姉・エリザベータを新皇帝に推す。
カールは国民・騎士団・貴族・愛人からも完全に見放される。
逃亡しながらもアデルへの執着だけを持ち続け、帝位を放棄してでも戻ってきてほしいと懇願。
愛人ディアンは“妊娠は想像妊娠で、カールは避妊していた”事実を知り崩壊。
自分が利用されていたことに絶望し、ついに“アデルのように生きたい”と願う。
ディアンは酔ったカールに毒を飲ませて殺害し、自身も毒を飲んで自死。
ディアンが自ら塔の鐘を鳴らし、“皇帝逝去”を国に知らせる。
アデルとリオネルはデスポーネ公爵勢力を押さえ反乱を成功させる。
エリザベータを帝位につけ、新体制の中心人物となる。
アデルとリオネルは結婚し、伯爵位と領地を授かる。
皇后の座を捨て、愛と尊厳を取り戻した幸せな結末を迎える。

5話までのあらすじ

国同士の政略結婚のためにエフモント帝国に到着した初日、アデライトを迎えたのは皇帝カールではなく、彼の「恋人」という愛人だった。

愛人のディアン・ポワティエに「陛下の好みを教えてあげようと思って…」と言われたことも信じられないのに、結婚式当日にようやく会えた皇帝には、式に遅れただけでは済まされず、初夜を行わないと宣言し、ディアンの宮へ早々と行ってしまう。

歯には歯、政治には政治で対抗せよ。皇后・アデライトが出した補佐官の募集に、絶対に来ないだろうと思っていた男から応募があって…。

エフモント帝国国防省長官であり近衛騎士団長のヴァルドロ公家のリオネル・ヴァルドロが現れたのだ――。

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結末ネタバレ①皇帝・カールの動向

エフモント帝国の皇帝カールは、アデライト（通称アデル）を先代皇后に、ディアンを先代皇后のメイドであった実母に重ね合わせ執着。また、先代皇后が可愛がっていたヴァルドロ公家の兄弟を毛嫌いしていました。

先代皇帝には他に男の子がいなかったため、カールは皇帝に就いただけなので、ただただ自分の欲求や権力を誇示するだけの暴君。政治に関することは叔父であるデスポーネ公爵、皇后に関することは愛人のディアンに任せていた。

塔を放置し、魔獣に苦しむ帝国民を救おうとしないカールに反旗を翻そうとするアデライトに、「アデルがいれるのは私の隣だけだという事実を思い知らせる」というとんでもない理由をつけてアデルから皇后の座を奪い廃位させます。

すでにカールに対して恨みを持っていたアデルはそれを機に皇宮から去ります。これをきっかけにカールのメンタルが崩壊し、自分の手で廃位にしたアデルに頼むから戻ってきてくれと懇願し醜態を晒します。

やがて皇帝カールの無能さと悪行にうんざりした貴族たちが異母姉・エリザベータを皇帝にするべく反乱を起こします。

そして、自分の騎士団や帝国民にさえも完全に見放され、皇宮に逃げて隠れる始末。「アデルを連れてくれば帝位など放棄する」と最後までアデルに執着し諦めません。

最後は、そんなカールの姿に愛想を尽かしたディアンに「お前は利己的で自分しか知らない、自分のことしか見ていない」と突き放され、毒を盛られ死んでいきます。

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結末ネタバレ②愛人・ディアンは妊娠するのか？

カールからの寵愛を受けながらも皇后にしてもらうことは叶わない愛人のディアン。

それでもカールの寵愛が自分だけに向き続けるように、彼の意向を汲み取り躍起になっていました。

そんな中、ディアンは妊娠します。皇帝に知らせますが喜ばれることもなく、アデルにばかり執着し、自分を冷遇するように…。

不安に勝てず、自分と同じ金髪で青い目をした（カールの生母に似ている）皇宮の侍女をいじめたことが発覚し、カールからの寵愛も失ってしまいます。

さらに、ディアンが本当に皇帝の子を妊娠したのではなく想像妊娠をしただけで、皇帝カールはディアンに妊娠させないようにこっそり避妊をしていたという事実まで知り、絶望に陥ります。

やがてようやく現実を直視し、自分を振り回すカール、自分を利用するのに忙しい兄レノックス、狡猾で狡猾なデスポーネ公爵、自分が寵愛を失うと貴重品を盗んで逃げた侍女ロレーヌなど、すべての人に幻滅し、自分を嫉妬したり敵対したりするはずのアデルだけが、むしろ妊婦であることを配慮してくれたことに複雑な心境に。

やがて反旗を翻してカールを訪ね、酔っ払った彼に毒を飲ませ、アデライドが正しかったと言い、塔の鐘を自ら鳴らして皇帝の逝去を公表した後、毒を飲んで自殺します。

死ぬ間際に、「もし生き返るならアデルのように生きたい」と言い残して――。

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結末ネタバレ③アデライトとリオネルの関係

アデライトが補佐官を募集する公告に応募したリオネル。これはデスポーネ公爵勢力に対抗し、塔を処理するための情報を得るためでした。

リオネルは献身的な補佐官として活動するうちに次第にアデルを慕うよう。一方のアデルも、デスポーネ公爵の横暴と、彼に翻弄される愚かな皇帝カールの姿に嫌気が差し、自分に心から忠誠を尽くすリオネルを愛するように。

暴君である皇帝カールに背を向け、ついに反乱を起こします。

カールが、リオネルへの気持ちを殺そうと牙をむき、皇后の廃位を宣言すると、これを機にエフモント皇后の座を捨て、自分の支持勢力と力を合わせて反乱を起こし、エリザベータを帝位に就かせました。

その後、アデルとリオネルは結婚。伯爵位を授与され、デスポーネ公爵領と邸宅を下賜されます。

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最終回の要点まとめ

原作小説110話の最終回は、皇帝カールの末路とアデルの決断、そして新しい帝国の始まりが一気に収束していきます。

まずは結末の重要ポイントを、3行で簡潔に整理します。

暴君カールは貴族にも愛人にも見放され、最後は毒を盛られて死亡。
アデルは皇后の座を捨て、リオネルと共に反乱を成功させ新体制を樹立。
物語はアデルとリオネルの結婚と平和な帝国の再建で幕を閉じる。

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【皇后の座を捨てます】登場人物・相関関係まとめ

アデライト・ゴットロープ
〈塔〉の核を単独で除去できる実力を持つ名門ゴットロープ帝国の皇女で、エフモント帝国の皇后に嫁ぐことになります。
カール・ウルリッヒ・エフモント
皇帝。先代皇后に執着し、その面影を追って愛人ディアン・ポワティエを寵愛していますが、アデルの存在が次第に気になるようになっていきます。
リオネル・ヴァルドロ
エフモント帝国の国防省長官であり近衛騎士団長。ヴァルドロ公家の次男で、皇后アデルの補佐官として活動する中で彼女を支え、やがて恋心を抱くようになります。
ディアン・ポワティエ
皇帝の愛人であり、カールの寵愛を独占しようとする人物。
エリザベータ・ウルリッヒ
カールの異母姉。唯一の女性皇族で、離婚後に一族のもとへ戻り皇位継承争いに関与します。
レノックス・ポワティエ
ディアンの兄。魔術師で、兄妹そろって権力争いに深く関わっています。
デスポーネ公爵
皇帝の叔父。実質的に政治の実権を握りポワティエ兄妹を後ろ盾とする野心家です。