サイコミ連載の漫画『キズとも』が、突然の連載終了を迎えたことでSNSを中心に大きな騒動となっています。
作者・ダム穴氏は自身のX(旧Twitter)で、編集部からの過剰な表現規制や不当な扱いを受けたと告発。
これにより精神的に追い詰められ、作品の継続が困難になったと明かしました。
本記事では、この「キズとも騒動」の経緯を時系列で整理し、サイコミ側の対応、読者の反応、そして今後の続編の可能性までを詳しく解説します。
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『キズとも』とは?作品の基本情報とあらすじ

- 作品名:キズとも(英語表記:Kizutomo)
- 作者:ダム穴
- 掲載媒体:Cygames運営の漫画アプリ『サイコミ』
- 連載開始日:2024年8月20日
『キズとも』は、性暴力の被害によって心に深い“キズ”を抱える登場人物たちを描いた社会派サスペンス群像劇です。
コミックナタリーの連載開始告知によると、主人公のまゆは性行為を拒み続けた結果、彼氏に振られてしまい、同じように心に傷を抱える人々と出会う――という導入が示されています。
作者のダム穴氏は、幼少期に性的虐待の被害を受けた当事者であり、作品には「性加害・性的搾取は決して許されない」というメッセージと、「キズとともに生きる」というテーマを込めたと語っています。
この企画は元担当編集者A氏と約2年間かけて準備されたもので、社会問題としての性被害をエンタメの文脈で描く意義が強く打ち出されていました。
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『キズとも』騒動の経緯
1. 連載前に発生した過剰な表現規制
【証拠②:規制当時の流れ】
こちらは、サイコミ編集長から当作「キズとも」に「差別的で過剰な表現規制」を強要された際の流れ(会話文)を書き起こしたものです。… pic.twitter.com/Jt6uuv4JSa
— ダム穴 (@01_0l) September 5, 2025
2024年8月15日、連載開始のわずか3日前に、サイコミ編集長が「コンテンツ倫理委員会に見つかるとまずいから」という理由で、性的虐待を想起させるすべての表現を黒塗りにするよう作者に要求したといいます。
元担当編集者A氏はこれを「恣意的かつ過度な表現規制」として反対しましたが、編集長から「塗り潰さなければ掲載しない」と迫られ、作者はやむを得ず従ったと説明しています。
ネーム段階では問題ないと確認され、製版も済んでいた原稿が突然修正を強要されたことに、ダム穴氏は強い混乱と不安を感じたと述べています。
この時点で約5万人のフォロワーに連載開始を告知していたため、拒否すれば作品が公開されなくなる恐れがあったといいます。
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2. 連載開始と読者コメントの削除
2024年8月20日に『キズとも』第1話が公開されましたが、重要なシーンがほとんど黒塗りとなり、作品のメッセージが十分に伝わらなかったとされています。
読者からは規制の厳しさへの疑問や主人公への批判が寄せられ、作者は作品の意義が損なわれたと感じたと語っています。
また、性被害当事者のコメントを「絶対に消さないでほしい」と依頼していたにもかかわらず、編集部がこれらを意図的に非表示にしたことも発覚しました。
作者はこの行為を「性被害者への冒涜(セカンドレイプ)」と非難し、読者の匿名告白の場を奪ったと強く批判しています。
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3. 変わり続ける規制理由と表現基準
作者と元担当編集者が抗議したところ、編集長は「規制理由の説明」を二転三転させたといいます。
当初は「倫理委員会対策」としていたものの、後には「アプリが12歳以上対象だから」「GoogleやAppleの審査に通らない可能性があるから」と説明を変えたとされています。
さらに、規制基準も拡大解釈され、児童への暴力を“想起させる”単語まで黒塗り対象となりました。
例えば「子供」や「奴隷」といった単語まで規制されたため、作者は「直接的な性加害表現をしていないのに過剰だ」と訴えています。
同じアプリ内で他作品が無修正で掲載されていることを指摘すると、編集長は「あなたの描写はリアリティがあるからNG」「他作品はファンタジーだからOK」と説明したといいます。
作者はこの発言を差別的扱いとして強い不信感を抱いたと述べています。
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4. 編集部による謝罪と不誠実な対応
【証拠②:規制当時の流れ】
こちらは、サイコミ編集長から当作「キズとも」に「差別的で過剰な表現規制」を強要された際の流れ(会話文)を書き起こしたものです。… pic.twitter.com/Jt6uuv4JSa
— ダム穴 (@01_0l) September 5, 2025
その後、編集長と事業部長を交えた協議の場が設けられ、「『キズとも』だけを差別的に扱っていた」ことを認めて謝罪が行われました。
しかし、謝罪後も基準外の修正要求が続き、実質的な改善は見られなかったとされています。
また、読者への説明責任も果たされず、コメント削除に関しては「一部コメントを更新しました」とのみ告知。
表現規制についても「作者と協議のうえ緩和しました」と公表したため、作者は「まるで円満に合意したように事実を歪められた」と主張しています。
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5. 体調悪化と休載、打ち切り決断
度重なる対応により、ダム穴氏は不眠や動悸、嘔吐などの症状を訴え、うつ病と診断されました。
2025年4月15日には長期休載を発表し、その後、元担当編集者A氏もパワーハラスメントを受けて辞職したことが判明しました。
作者は「唯一の理解者を失い、完全に孤立した」と語っています。
精神的負担が限界に達したため、2025年6月24日に連載終了を申し出たとされています。
しかし編集長が差別的扱いに関して説明しないまま打ち切りが決まり、作者は「全て自分の都合で終わらせればいい」と自己犠牲的な思考に陥り、自殺願望を抱いたとも明かしています。
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6. 内部通報と会社の調査
【証拠④:調査報告書および疑義】
こちらは、Cygamesの労務が作成した「本件に関する調査報告書」および、それに対する疑義をまとめたものです。
※各関係者のプライバシーに配慮し、個人情報はマスキングしております。… pic.twitter.com/RtP7IQoqcq
— ダム穴 (@01_0l) September 5, 2025
ダム穴氏はサイゲームスの労務部に内部通報を行い、社内調査を求めましたが、公平性を欠いた対応が行われたと主張しています。
2025年8月29日に届いた調査報告書では「修正強要の事実なし」「パワハラに該当せず」と結論づけられていましたが、作者は「謝罪の録音データもある」として異議を唱えています。
作者は、連載直前に修正を強要された行為が著作者人格権(同一性保持権)の侵害にあたると主張し、契約違反を指摘しましたが、法務部からの返答は得られなかったと述べています。
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7. 公表と作者の声明
会社側が事実を公表しないまま時間が経過したため、2025年9月5日、ダム穴氏は自身のXで経緯を公表しました。
連載直前の過剰な規制、読者コメント削除、説明の二転三転などの詳細を箇条書きで明かし、さらに元担当編集者が不当な扱いを受け辞職したこと、自身がうつ病を患ったことを告白しました。
10月20日の投稿では、「現状では『キズとも』の続きは描けない」「他媒体での続編予定もない」と述べ、作品から距離を置くことを決断したと報告しています。
「いつか心の傷が癒えたら、また向き合いたい」とし、読者に深く謝罪の言葉を伝えました。
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『キズとも』騒動は過剰な表現規制から始まった
表現の自由と『キズとも』が扱うテーマの重さ
『キズとも』は、性的虐待の被害者を主軸に据えた社会派作品であり、ダム穴氏は直接的な性描写を避けつつ、間接的に性被害の深刻さを伝える手法を取っていたと説明しています。
しかし、編集部は連載直前になって性加害を想起させるすべての表現を黒塗りにするよう求め、間接表現まで規制対象に含めたため、作者は「作品の持つ啓発的な意義を奪われた」と訴えています。
サイコミのアプリは12歳以上を対象としているため、AppleやGoogleの審査を考慮した一定の表現規制が必要であることは理解できます。
ただし、同じアプリ内で未成年への性加害が描写されている他作品が無修正で掲載されている点から、ダム穴氏は「自分の作品だけが過剰に規制され、差別的に扱われた」と感じたと述べています。
編集長が「他作品はファンタジーだからOK」と発言したことは、規制の基準が恣意的であるとの印象を強めました。
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「サイコミ」内の読者コメント削除の是非
編集部が性被害者によるコメントを意図的に非表示にした行為は、匿名で体験を共有する場を奪い、読者との対話を拒絶したものだと受け止められています。
作者はこれを「セカンドレイプに当たる」と強く批判し、他の作家や読者からも「表現活動を妨げる不当な対応だ」と懸念の声が上がりました。
作者の精神的負担と執筆しながらの労務対応
過度な規制と不透明な対応のやり取りが続いたことで、作者は心身ともに疲弊し、最終的にうつ病と診断されました。
さらに、元担当編集者に対してもパワーハラスメントがあったとされ、作者は相談相手を失い、孤立した状態に追い込まれたと語っています。
社内調査の結果では「パワハラに該当しない」と判断されましたが、調査対象から元担当編集者が除外されていたことや、編集長・事業部長が過失を認めている点から、公正性に疑問が残ると指摘されています。
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『キズとも』騒動、読者やSNSの反応は?
SNS上では「キズとも 騒動」「キズとも 規制」といったキーワードで議論が広がり、作品の打ち切りは「表現の自由が脅かされた象徴的な事件」として注目を集めています。
過剰なエログロ漫画がこれだけ溢れてる世の中で性被害を描いた漫画だけ不当な扱い受けるのはそりゃ意味分かんないよね。病んで当然
あと「本来仕事じゃないことまで自分でして」って部分もかなり共感…。本当だよな、そんなもん編集部がやれよ。最低でも時間分の報酬を出せ
ご体調回復するといいな https://t.co/TWWDHHyQu9— あんにん (@anninsosa) October 20, 2025
一方で、「大手アプリの年齢レーティングを考慮すれば、一定の修正は妥当だったのでは」という意見もあり、評価は分かれています。
また、元サイゲームス社員を名乗るYouTuberが「この件は表現規制ではなく、AppleやGoogleの審査基準が原因」と解説する動画を投稿したとも報告されています。
ただし、サイゲームスやサイコミ編集部からは現時点で公式なコメントが出ておらず、真相は作者の告発に依拠しているのが現状です。
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『キズとも』今後の展開と続編の可能性
ダム穴氏は現在、『キズとも』の続編を描く予定はなく、心の回復を最優先にするとしています。
「今後この筆名で作品を描くことは二度としません」とも記しており、作家としての責任と苦悩を率直に語っています。
「キズとも」の続きについてですが、現状では別媒体・もしくは個人で続きを執筆するつもりはございません。
事実公表文にも記載の通り、今の私は「キズとも」の続きを考えようとしても、精神的に不安定になったり、涙が止まらず手が震えるような状態が続いているからです。…
— ダム穴 (@01_0l) October 20, 2025
サイコミ側が今後公式に釈明を行うかは不明であり、今回の騒動はウェブ漫画業界全体に「社会的テーマをどう描くか」という課題を突きつけたといえるでしょう。
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単行本の刊行状況と未収録エピソードについて
『キズとも』の単行本は、2025年10月時点で2巻まで刊行されています。
第2巻には第16話までが収録されており、2025年4月30日に発売されました。
一方で、第17話から連載終了となった第25話までは単行本未収録であり、現在はサイコミ(Cygames公式アプリ・Web)でのみ閲覧可能な状況です。
第3巻の発売予定は未定で、今後の刊行についても公式からの発表はありません。
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『キズとも』連載終了騒動まとめ
『キズとも』連載終了騒動は、
- 連載直前に発生した過剰な表現規制
- 性被害者コメントの削除と説明不足
- 二転三転した規制理由による不信の拡大
- 作者の心身への深刻な影響
- 社内調査の不透明さと不誠実な対応
といった複数の問題が重なり合って発生したものです。
作品が扱っていたテーマは社会的に極めて重要であり、一定の配慮が必要であったとしても、説明責任を果たさずに恣意的な規制を行った点が最大の問題として指摘されています。
読者やファンは作者の健康を最優先に考えつつ、「表現の自由」と「プラットフォームの責任」の両立について冷静に議論する必要があります。
今回の出来事が、今後の漫画制作現場において同様のトラブルを防ぐ教訓となることを願いたいです。
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