【悪女のお見合い相手が完璧すぎる】ネタバレ|原作172話の結末
『悪女のお見合い相手が完璧すぎる』は、悪女イボンとして目を覚ました主人公と、完璧すぎるお見合い相手・ラッドナインの恋を描くロマンスファンタジーです。
悪名高い大魔法使いになってしまったと思い込むイボンですが、物語が進むにつれて、「本当に別人がイボンへ転生したのか?」という前提そのものが覆っていきます。
さらに、慈愛に満ちた女性に見えたコーデリアや皇后・ジゼルの裏側、イボンが魔法を使えない理由、黒魔法と悪魔の降臨をめぐる陰謀など、序盤の恋愛中心の展開からは想像できない真相も明らかになります。
韓国原作小説の本編は172話で完結済み。
最終的にはイボンとラッドナインの恋にも決着がつき、本編完結後には外伝7話・特別外伝17話・外伝2部15話まで公開されています。
この記事では、漫画と韓国原作小説を読んだ上で、『悪女のお見合い相手が完璧すぎる』のネタバレあらすじから、イボンの正体、コーデリアと皇后の目的、原作172話の最終回・二人の結末までまとめます。
※この記事は原作小説の結末を含む重大なネタバレがあります。
- 韓国原作小説の本編は全172話で完結
- 別人がイボンへ憑依したわけではない
- イボンが魔法を使えない理由は「魔法健忘症」にある
- コーデリアと皇后は黒魔法をめぐる重要人物
- 終盤では悪魔の降臨を阻止する戦いへ発展する
- ラッドナインは最初のお見合いからイボンに惹かれていた
- イボンとラッドナインは最終的に結ばれる
- 本編後には外伝・特別外伝・外伝2部も公開されている
- 『悪女のお見合い相手が完璧すぎる』原作172話の結末と最終回ネタバレ
- 『悪女のお見合い相手が完璧すぎる』ネタバレあらすじ
- ネタバレ①悪女イボンに転生?魔法を使えない主人公
- ネタバレ②完璧すぎるお見合い相手・ラッドナインと出会う
- ネタバレ③魔法健忘症の治療費を稼ぐためイボンが動き出す
- ネタバレ④コーデリアの「太陽の泉」に隠された黒い企み
- ネタバレ⑤ラッドナインの猛アプローチと勘違いを続けるイボン
- ネタバレ⑥コーデリアはイボンを黒魔法使いに仕立てようとする
- ネタバレ⑦第3皇子を巻き込み皇太子をめぐる争いが動き出す
- 結末ネタバレ①皇后の温室で記憶が戻りイボンの正体が判明
- 結末ネタバレ②「悪女イボン」が皇太子に執着していた本当の理由
- 結末ネタバレ③皇后の計画が判明し悪魔の降臨を阻止する戦いへ
- 結末ネタバレ④イボンは黒魔法使いとなり最終決戦へ
- イボンの正体は?転生・憑依の真相
- イボンが魔法を使えない理由|魔法健忘症とは?
- コーデリアの正体は?黒魔法使いだったヒロイン
- 皇后ジゼルの目的と悪魔降臨計画の真相
- 悪女のお見合い相手が完璧すぎる|ラッドナインとイボンの恋の結末
- 『悪女のお見合い相手が完璧すぎる』原作小説は完結している?
- 『悪女のお見合い相手が完璧すぎる』漫画は完結している?
- 『悪女のお見合い相手が完璧すぎる』ネタバレと原作結末まとめ
『悪女のお見合い相手が完璧すぎる』原作172話の結末と最終回ネタバレ
結論からいうと、『悪女のお見合い相手が完璧すぎる』の原作は、イボンとラッドナインが危機を乗り越え、最終的に結ばれるハッピーエンドです。
原作本編172話では、皇后の悪魔降臨計画、コーデリアとアドリアンの運命、イボンの正体や魔法をめぐる伏線にも決着がつきます。
まずは、原作最終回までの結末を重要人物ごとに簡潔にまとめます。
イボンは黒魔法使いとなり悪魔の降臨を阻止する
物語終盤、イボンは皇后が進める悪魔降臨計画を阻止するため、自ら黒魔法の力を受け入れて戦います。
序盤では魔法を使えなかったイボンですが、最後には家族やラッドナイン、世界を守るため危険な力まで使うことを決意。悪魔の完全な降臨を阻止する中心人物となります。
皇后は契約した悪魔の生贄となって死亡
黒魔法と悪魔を利用し、一連の事件を裏で動かしていた皇后ジゼル。
最終局面ではラッドナインを悪魔降臨の生贄にしようとしますが、計画は失敗します。
最後は、自ら契約していた悪魔によって皇后自身が代わりの生贄にされ、そのまま命を落とします。
コーデリアとアドリアン皇太子の結末
コーデリアは皇后に利用されていた事実を知り、アドリアン皇太子を利用して皇后への復讐を試みます。
しかし計画は成功せず、最終的にコーデリアとアドリアンはともに死亡。
善良な皇太子妃候補に見えたコーデリアの物語も、ここで悲劇的な結末を迎えます。
イボンは黒魔法の影響で昏睡状態になる
悪魔の降臨を阻止したイボンですが、黒魔法の力を使った代償は大きく、戦いの後に意識を失ってしまいます。
回復には希少な魔力石「ティエルス」が約200kg必要とされ、世界を救ったイボン自身が今度は命を救われる側となります。
ラッドナインが大量のティエルスを集めてイボンを救う
眠り続けるイボンを救うため、ラッドナインは危険な土地へ向かい、185kgものティエルスを持ち帰ります。
序盤からイボンへの好意を疑われ続けたラッドナインですが、最後には命の危険を冒して彼女を救うことで、その一途な想いを行動で示します。
最終回|イボンとラッドナインはお見合いから1年後に結婚
ラッドナインの尽力によってイボンは救われ、二人の恋にも幸せな結末が訪れます。
イボンとラッドナインは最終的に結婚。しかも結婚式の日は、二人が初めてお見合いをした日からちょうど1年後です。
“お見合い相手”として始まった二人が、本当の夫婦になる形で恋愛面の物語も締めくくられます。
なお、原作小説は本編172話で完結していますが、その後も外伝が続いています。
- 本編:全172話
- 外伝:全7話
- 特別外伝:全17話
- 外伝2部:全15話
『悪女のお見合い相手が完璧すぎる』ネタバレあらすじ
『悪女のお見合い相手が完璧すぎる』は、悪名高い大魔法使い・イボンとして目を覚ました主人公が、完璧すぎる公爵ラッドナインとのお見合いをきっかけに、自分自身の過去と帝国を揺るがす陰謀へ巻き込まれていく物語です。
序盤はラッドナインとのすれ違いを中心としたラブコメ要素が強いものの、物語が進むにつれて魔法健忘症、黒魔法、皇后の陰謀、イボンの正体が明らかになっていき、世界の命運をかけた戦いへ発展していきます。
ネタバレ①悪女イボンに転生?魔法を使えない主人公
主人公が目を覚ますと、そこは以前読んだ小説の世界。
しかも自分は、皇太子アドリアンに執着し、彼とコーデリアの仲を妬んで騒動を起こした悪女イボン・アゼントホーズになっていました。
処刑につながる未来を避けたいイボンは、皇太子への執着を捨て、公爵家で静かに暮らすことを決意します。
ところが、大魔法使いとして知られるイボンには大きな問題がありました。なぜか魔法の使い方をまったく思い出せないのです。
当初は「別人の自分がイボンの身体へ入ったから使えない」と考えますが、診察を受けた結果、原因は「魔法健忘症」であることが判明。
治療には希少な魔力石・ティエルスを大量に集めなければならず、イボンは莫大な治療費を用意する必要に迫られます。
ネタバレ②完璧すぎるお見合い相手・ラッドナインと出会う
皇太子への失恋で娘が落ち込んでいると思い込んだアゼントホーズ公爵は、イボンの気分転換として新たなお見合いを用意します。
相手は北部を治めるイエルス公爵・ラッドナイン。剣の実力、身分、容姿のすべてがそろった、文字通り「完璧すぎる」男性でした。
イボンは「父に頼まれて仕方なく来たのだろう」と考え、ラッドナインに申し訳なさを感じながら距離を取ろうとします。
しかし実際のラッドナインは、最初のお見合いの時点からイボンに強く惹かれていました。
それでも悪女としての評判を自覚しているイボンは、彼の好意を素直に受け取れません。
ここから、積極的に距離を縮めたいラッドナインと、何か裏があるはずだと疑うイボンのすれ違いが続いていきます。
ネタバレ③魔法健忘症の治療費を稼ぐためイボンが動き出す
イボンの魔法健忘症を治すには、非常に希少な魔力石「ティエルス」が必要です。
しかしティエルは1g単位で取引されるほど貴重で、必要量をそろえるには莫大なお金がかかります。
そこでイボンは、自分が知っている「原作小説」の未来を利用してお金を稼ぐことを考えます。
近いうちに貴族社会では深刻な皮膚病が広がり、原作ではコーデリアが治療法を無償で提供することで名声を高める予定でした。
イボンはその展開を先回りし、治療につながる知識を利用して資金を集めようとします。
処刑回避だけを考えていたイボンですが、魔法を取り戻して自分の身を守るため、未来の知識を積極的に使い始めるようになります。
ネタバレ④コーデリアの「太陽の泉」に隠された黒い企み
一方、表向きは優しく慈悲深い皇太子の婚約者・コーデリアには、イボンの知らない裏の顔がありました。
貴族たちの間で人気を集める入浴剤「太陽の泉」は、肌を美しくする奇跡の商品と宣伝されていましたが、実際には使い続けることで深刻な皮膚病を引き起こす危険なものでした。
しかも、その治療法を知っているのはコーデリア自身。
彼女は病気が広がった後に治療薬を無償で配り、自ら問題を起こしてから人々を救うことで名声を得ようとしていたのです。
さらにコーデリアは黒魔法とも関係していて、イボンが皇太子から離れたことで逆にアドリアンの関心がイボンへ向き始めたことに危機感を抱きます。
ここからイボンを排除するための動きが本格化していきます。
ネタバレ⑤ラッドナインの猛アプローチと勘違いを続けるイボン
ラッドナインはイボンに会う機会を増やし、彼女の父や兄にも認めてもらおうと積極的に行動します。
魔法を学ぶ必要のない剣士でありながら、イボンとの接点を作るため兄バーデンから魔法を学ぼうとするほどでした。
ところがイボンは、そんなラッドナインの態度をことごとく別の意味に受け取ってしまいます。
- 父に頼まれたから自分に会っている
- 皇太子の依頼で自分を調査している
- 質問が多いのも任務の一環
と考え、恋愛感情だとはまったく思いません。
一方のラッドナインも、イボンがまだ皇太子を想っているという周囲の誤解に苦しみます。
互いに意識しているにもかかわらず、本心だけが噛み合わない状態が長く続いていきます。
ネタバレ⑥コーデリアはイボンを黒魔法使いに仕立てようとする
コーデリアはイボンの屋敷を突然訪れ、皇太子への未練があるのではないかと挑発します。
イボンが怒って手を出せば、傷害事件として処罰させることができると考えていたのです。
しかしイボンは挑発に乗らず、計画は失敗。さらにイボンの兄バーデンも現れ、コーデリアを追い返します。
その後、コーデリアの使い魔である悪魔は、イボンから黒魔法と似た気配を感じ取ります。
そこでコーデリアは方針を変更。
イボンを直接暴走させるのではなく、証拠を捏造して「イボンこそ黒魔法使いである」と皇室に告発し、処刑させようと企みます。
この頃から、イボンが単なる悪女ではないこと、そして彼女自身にも黒魔法と深い関係があることが少しずつ示され始めます。
ネタバレ⑦第3皇子を巻き込み皇太子をめぐる争いが動き出す
皇太子アドリアンは、イボンが自分から離れたことを素直に受け入れられません。
ラッドナインと会っているのも、自分を嫉妬させるためだと思い込み、イボンへの関心を強めていきます。
一方、アゼントホーズ家とラッドナインは、皇太子やコーデリアの動きを警戒し、第3皇子との接触を図ります。
第3皇子は過去に皇位継承争いへ巻き込まれ、毒を飲むよう迫られた経験がありました。
その毒を母が代わりに口にしたことで命は助かったものの、母には重い後遺症が残ります。
それ以来、第3皇子は政治から距離を置いていましたが、やがて母の治療を条件にイボンたちへ協力するようになります。
物語は恋愛だけでなく、皇位継承と皇室内部の陰謀へ大きく広がっていきます。
結末ネタバレ①皇后の温室で記憶が戻りイボンの正体が判明
物語の大きな転換点となるのが、皇后の温室で起こる事件です。
イボンはそこで蛇に噛まれたことをきっかけに、失われていた過去の記憶を取り戻します。
そして、自分が考えていた「小説の悪女へ転生した」という認識そのものが間違っていたことを知ります。
主人公は別人がイボンの身体へ憑依した存在ではなく、本来のイボン・アゼントホーズ本人でした。
過去のイボンは皇后から呪いを受け、その呪いから魂を浄化するため別世界へ移っていたのです。
浄化を終えて元の世界へ戻った際、記憶を失ったことで、自分自身を「転生者」だと思い込んでいました。
ここで、イボンの過去と物語冒頭の前提が大きく覆されます。
結末ネタバレ②「悪女イボン」が皇太子に執着していた本当の理由
記憶を取り戻したことで、以前のイボンがなぜアドリアン皇太子を執拗に追いかけ、コーデリアへ攻撃的な態度を取っていたのかも違って見えてきます。
イボンは単純にアドリアンへ恋をして、婚約者のコーデリアへ嫉妬していたわけではありませんでした。
実際にはアドリアンが黒魔法や洗脳の影響を受けていないか確かめるため、意図的に彼の近くへ留まっていたとされています。
また、コーデリアについても黒魔法使いであることを警戒していました。
周囲からは「皇太子に狂った悪女」にしか見えなかった行動の裏側には、皇室に潜む黒魔法を調べようとするイボンなりの目的があったのです。
結末ネタバレ③皇后の計画が判明し悪魔の降臨を阻止する戦いへ
記憶を取り戻したイボンは、自分の過去だけでなく皇后と黒魔法をめぐる真相へ近づいていきます。
皇后は強力な悪魔と契約し、悪魔を現世へ降臨させる計画を進めていました。
さらにバーデンが拉致され、イボンたちは時間のない状況で救出と計画阻止を同時に進めなければならなくなります。
イボンは「解放の扉」を開く鍵に、コーデリアやアドリアンの血が関係していることを突き止めます。
そして悪魔が完全に現れる前にすべてを止めるため、自ら黒魔法の力を受け入れる覚悟を決めます。
悪女として生き残ることだけを望んでいた序盤のイボンは、ここで家族やラッドナイン、世界を守るため自ら危険へ踏み込む存在へ変わっていきます。
結末ネタバレ④イボンは黒魔法使いとなり最終決戦へ
終盤、イボンは悪魔の降臨を止めるため黒魔法使いとなり、皇后たちとの最終決戦へ向かいます。
皇后はラッドナインを生贄にして悪魔を呼び出そうとしますが、イボンとラッドナインたちはその計画に抵抗。
ラッドナインの攻撃によって皇后は致命傷を負います。
しかし最後に皇后を裏切ったのは、彼女自身が契約していた悪魔でした。
悪魔はラッドナインの代わりとして皇后自身を生贄に利用し、長く続いた皇后の陰謀は終わりを迎えます。
イボンたちは悪魔の完全な降臨を阻止することに成功しますが、その代償は大きく、力を使い果たしたイボンは意識を失います。
ここから物語は、世界を救う戦いから眠り続けるイボンをラッドナインが救う最後の物語へとつながっていきます。
イボンの正体は?転生・憑依の真相
『悪女のお見合い相手が完璧すぎる』では、主人公自身が「小説の悪女イボンに転生した」と思い込んだ状態で物語が始まります。
しかし原作後半では、主人公は別人がイボンに憑依した存在ではなく、もともとのイボン・アゼントホーズ本人だったことが判明します。
ここでは、なぜイボンが自分を転生者だと思っていたのか、そして過去の「悪女イボン」と現在のイボンがどのようにつながるのかを整理します。
主人公の正体は本来のイボン本人
主人公の正体は、現代の別人が悪女イボンの身体へ入った転生者ではありません。物語の最初からイボン・アゼントホーズ本人です。
過去のイボンは皇后から強力な呪いを受け、その影響を浄化するために一時的に別世界へ渡っていました。そこで別の人生を経験した後、魂の浄化を終えて本来の世界へ戻ってきます。
つまり、別世界で暮らしていた主人公と、皇太子への執着で悪女と呼ばれていたイボンは同一人物です。
一般的な「別人が悪女へ転生する物語」に見せながら、実際には失われた過去を持つイボン本人が、自分自身の人生へ戻ってきた物語だったことが後半で明らかになります。
なぜイボンは自分を転生者だと思っていた?
イボンが自分を転生者だと思い込んだ最大の理由は、本来の世界へ戻った際に過去の記憶を失っていたことです。
イボンには別世界で暮らした記憶が残っている一方、アゼントホーズ公爵令嬢として生きていた頃の記憶は欠けていました。
そのため、自分が知っている物語とよく似た世界で目覚めたことで、「小説の悪女に転生した」と判断します。
さらに、大魔法使いだったはずなのに魔法を使えないことも、勘違いを強める原因になりました。
イボンは「中身が別人だから魔法を扱えない」と考えますが、実際には魔法健忘症を患っていたことが原因です。
失われた記憶と魔法健忘症という二つの要素が重なり、イボン自身も長く真相に気づけなかったのです。
「悪女イボン」と呼ばれていた過去の真相
現在のイボンと、周囲が語る過去の「悪女イボン」はあまりにも印象が異なります。
しかし過去の行動にも、周囲には知られていなかった事情が隠されていました。
イボンがアドリアン皇太子へ執着していたように見えたのは、単純な恋心だけが理由ではありません。
皇太子が黒魔法や洗脳の影響を受けていないか確認する目的があり、コーデリアへの攻撃的な態度にも、彼女が黒魔法と関係していることへの警戒がありました。
つまり、過去のイボンが消えて別人格になったわけではありません。
事情を知らない周囲から「皇太子に狂った悪女」と誤解されていただけで、現在の主人公と同じイボン本人だったというのが、転生・憑依をめぐる真相です。
イボンが魔法を使えない理由|魔法健忘症とは?
大魔法使いとして知られているにもかかわらず、物語序盤のイボンは魔法をまったく使えません。
当初は転生による影響だと思っていましたが、実際の原因は「魔法健忘症」と呼ばれる症状でした。
この病気と治療に必要な「ティエルス魔石」は、序盤から終盤まで物語をつなぐ重要な要素になります。
大魔法使いなのに魔法を使えない原因は魔法健忘症
イボンは本来、周囲から恐れられるほど高い魔法の才能を持つ人物です。
それにもかかわらず、物語開始時には魔法の使い方そのものを思い出せなくなっていました。
診察によって判明した原因が魔法健忘症です。
魔力そのものを失ったわけではなく、魔法を扱うための感覚や方法を忘れてしまっている状態でした。
治療法は存在するものの、簡単に治せる病気ではありません。完全な回復には大量の希少な魔力石「ティエルス」が必要で、入手には莫大な費用がかかります。
この事実を知ったことで、イボンはただ静かに生き延びるだけではなく、自分で治療費を稼ぎ、魔法を取り戻すという新たな目的を持つことになります。
治療に必要な希少な魔力石「ティエルス」とは?
魔法健忘症の治療に欠かせないのが、非常に希少な魔力石「ティエルス」です。
序盤のイボンには約1kgものティエルスが必要とされますが、ティエルスは通常1g単位で売買されるほど貴重なもの。
必要量をすべて買い集めるには、国内各地から探し出さなければならないほどでした。
そのためイボンは、自分が覚えている物語の知識を利用して資金を作ろうとします。
「太陽の泉」をめぐる皮膚病の流行を先回りしようとしたのも、魔法健忘症を治療するためです。
またティエルスは、イボンとラッドナインの関係にも深く関わります。
序盤から登場する治療アイテムが、最終局面で再びイボンの命を救う鍵となるのも本作の大きなポイントです。
終盤では黒魔法の影響で再び眠り続けることに
魔法健忘症の問題は物語の途中で治療へ向かいますが、イボンは最終決戦後に再び深刻な状態へ陥ります。
今度は通常の魔法健忘症とは異なり、黒魔法の力を使った影響によって意識を失い、目を覚まさなくなってしまいます。
イボンを救うために必要とされたティエルスは約200kg。序盤の治療とは比較にならないほど大量で、簡単に用意できる量ではありません。
それでもラッドナインは諦めず、危険な土地へ向かい185kgものティエルスを持ち帰ります。
序盤ではイボンが自分自身を救うために探していたティエルスが、終盤ではラッドナインの愛情と行動によって集められることになり、二人の関係を象徴する重要なアイテムへ変わっていきます。
コーデリアの正体は?黒魔法使いだったヒロイン
皇太子アドリアンの婚約者で、周囲から善良な女性として見られているコーデリア。
しかし原作では、彼女もまた黒魔法に深く関わる人物だったことが明らかになります。
イボンを敵視していた背景には恋愛だけでは説明できない事情があり、その背後には皇后の存在もありました。
コーデリアの正体は黒魔法使い
表向きのコーデリアは、優しく慈悲深く、困っている人を助ける理想的な皇太子妃候補として知られていました。
しかしその裏では黒魔法を扱い、悪魔とも関わりながら行動していたことが判明します。
イボンの兄バーデンが皇城で黒魔法の痕跡に気づいた際には、その証拠を消すため悪魔を差し向けるなど、正体を隠すためなら手段を選びません。
さらに、イボンからも黒魔法に近い気配がすると知ると、それを利用して「イボンこそ危険な黒魔法使いだ」と仕立て上げようと画策します。
聖女のような表の顔とは対照的に、物語の裏側でイボンを排除しようと動く重要な敵役の一人です。
「太陽の泉」で皮膚病を広めていた理由
コーデリアの計画のひとつが、入浴剤「太陽の泉」を利用した自作自演です。
「あらゆる肌トラブルを改善し、美しい肌になれる」と評判の商品でしたが、実際には使い続けることで深刻な皮膚病を引き起こす危険性がありました。
コーデリアはその事実を把握したうえで商品を広め、病気が流行した後に自分だけが知る治療法を無償で提供しようとしていました。
つまり、自ら被害を生み出した後に人々を救い、「慈悲深い女性」という評判をさらに高めることが狙いです。
一方、未来の展開を知るイボンが治療法を利用して資金を得ようとしたことで、コーデリアの思惑にも少しずつ狂いが生じていきます。
皇后を家族のように慕っていたコーデリア
コーデリアの行動の背後には皇后がいましたが、彼女自身は最初から皇后を敵だと認識していたわけではありません。
むしろコーデリアにとって皇后は、自分を見つけ、家族を探してあげると言って手を差し伸べてくれた大切な存在でした。
そのため、皇后を信頼し、家族のような愛情さえ抱いていたとされています。
ところが、皇后にとって自分は悪魔降臨計画に利用するための駒にすぎなかったと知ります。
頼れる家族だと思っていた人物から最初から利用されていた事実は、コーデリアに大きな絶望を与えます。
彼女が終盤で皇后に反旗を翻す背景には、この裏切りが深く関係しています。
コーデリアとアドリアン皇太子の最後
皇后に利用されていたことを知ったコーデリアは、従い続けるのではなく、自ら計画を壊そうとします。
そのためにアドリアン皇太子を利用し、皇后への復讐を試みますが、結果的に計画を成功させることはできませんでした。
最終的にコーデリアとアドリアンはともに命を落とします。
コーデリアはイボンを陥れようとした敵側の人物ではあるものの、皇后に人生を利用され、唯一信じていた相手からも裏切られた人物でもあります。
単純な「偽善的な悪女」ではなく、皇后への依存と裏切りによって破滅へ向かう背景が描かれることで、終盤では彼女の立場にも違った見え方が生まれます。
皇后ジゼルの目的と悪魔降臨計画の真相
物語の裏で黒魔法と悪魔を利用し、一連の事件を動かしていた中心人物が皇后です。
イボンが記憶を失った原因にも深く関わっていて、終盤では悪魔を現世へ降臨させる計画を進めていたことが明らかになります。
イボンやコーデリア、ラッドナインたちも、その目的を果たすための駒として利用されていました。
イボンに呪いをかけた張本人は皇后
イボンの失われた記憶をたどると、過去に皇后と温室で接触し、そこで強力な呪いを受けていたことが判明します。
この呪いはイボンの魂にも影響を及ぼすほど危険なもので、その浄化のためにイボンは一時的に別世界へ渡ることになりました。
その後、本来の世界へ帰還したものの過去の記憶を失い、自分を「悪女イボンに転生した別人」だと思い込んでいたのです。
つまり皇后は、終盤になって突然現れる黒幕ではありません。
物語が始まる以前からイボンの人生を大きく狂わせていた人物であり、序盤の転生設定そのものにも関わる重要な存在でした。
皇后は悪魔を降臨させるため生贄を利用しようとする
皇后の大きな目的は、契約している強力な悪魔を現世へ降臨させることでした。
そのために黒魔法を利用しながら準備を進め、周囲の人物も計画へ組み込んでいきます。
終盤では、悪魔が現れるための「解放の扉」を開く計画が明らかになり、コーデリアやアドリアン皇太子の血も重要な鍵として関わります。
さらに皇后は、ラッドナインを悪魔降臨のための生贄として利用しようと画策。
イボンたちは完全な降臨が起きる前に計画を止める必要に迫られます。
恋愛や皇位継承を中心に進んできた物語は、ここで帝国だけでなく世界そのものを脅かす戦いへと発展していきます。
最後は皇后自身が悪魔の生贄となる
最終決戦では、イボンやラッドナインたちが皇后の計画を阻止するために戦います。
ラッドナインの攻撃によって皇后は致命傷を負い、悪魔降臨計画も追い詰められていきます。
しかし最後に皇后を切り捨てたのは、敵であるイボンたちではなく、皇后自身が契約していた悪魔でした。
本来はラッドナインを生贄にするはずだったところ、悪魔は瀕死の皇后自身を代わりの生贄として利用します。
コーデリアをはじめ多くの人物を目的のための道具として扱ってきた皇后が、最後には自分も悪魔から同じように利用されるという皮肉な結末を迎え、一連の陰謀に終止符が打たれます。
悪女のお見合い相手が完璧すぎる|ラッドナインとイボンの恋の結末
『悪女のお見合い相手が完璧すぎる』の恋愛軸は、ラッドナインの一途な想いと、それをなかなか信じられないイボンのすれ違いを中心に進みます。
イボンは自分が「悪女」として嫌われていると思い込んでいるため、ラッドナインの好意にも裏があるのではないかと疑い続けます。
しかし原作では、ラッドナインはかなり早い段階からイボンを本気で想っていたことが分かります。
ラッドナインは最初のお見合いでイボンに一目惚れ
ラッドナインがイボンを意識し始めたのは、二人が初めて顔を合わせたお見合いの頃です。
イボンは「父が頼んだから仕方なく来てくれた」と考えていましたが、ラッドナイン自身は早い段階から彼女に惹かれていました。
その後も会う理由を作り、アゼントホーズ家の父や兄にも認めてもらおうと努力します。
剣を得意とするラッドナインが、イボンとの接点を増やすために魔法を学ぼうとするほど、その想いは一途でした。
しかしイボンは、自分の悪評や過去への引け目から素直に好意を受け取れません。
ラッドナインの一目惚れと、イボンの自己評価の低さが、長いすれ違いの始まりになります。
イボンはラッドナインの好意を何度も勘違いする
ラッドナインが距離を縮めようとしても、イボンはその行動を恋愛感情とは受け取りません。
父に頼まれて仕方なく会っている、皇太子の依頼で自分を監視している、質問が多いのも調査のため――と、ことごとく別の理由を考えてしまいます。
さらに周囲も「イボンはまだ皇太子アドリアンを忘れられない」と思い込んでいるため、ラッドナインとの関係はなかなか進展しません。
一方でラッドナインも、イボンに贈った品を捨てようとしていると誤解し、傷つく場面があります。
両想いに近い状態なのに、本人たちだけが互いの本心を正しく理解できないというすれ違いが、序盤から中盤の恋愛パートを支えています。
昏睡したイボンを救うためティエルスを集める
ラッドナインの想いが最も強く表れるのが、最終決戦後にイボンが昏睡状態へ陥った場面です。
黒魔法の影響で意識を取り戻せなくなったイボンを救うには、約200kgもの希少な魔力石「ティエルス」が必要とされます。
普通なら集めること自体が現実的ではない量でしたが、ラッドナインは諦めません。
危険な土地へ向かい、185kgものティエルスを持ち帰ってイボンの治療へつなげます。
序盤では言葉で想いを伝えても信じてもらえなかったラッドナインですが、終盤では命の危険を冒してでもイボンを救おうと行動します。
ここで、彼の気持ちが一時的な好意ではなく、本物だったことがはっきり示されます。
二人は最初のお見合いからちょうど1年後に結婚
数々の事件を乗り越え、イボンが無事に救われたあと、二人の恋にもはっきりとした結末が描かれます。
イボンとラッドナインは最終的に結婚し、夫婦になります。
しかも結婚式の日は、二人が初めてお見合いをした日からちょうど1年後です。
最初は「自分にはもったいない完璧な相手」と距離を取ろうとしていたイボンと、出会った頃から彼女を想い続けたラッドナイン。
長いすれ違いや黒魔法をめぐる危機を経て、ようやく二人は同じ気持ちで未来を選びます。
お見合いから始まった関係が、1年後の結婚へつながることで、作品タイトルにもきれいに重なる恋愛の結末となっています。
『悪女のお見合い相手が完璧すぎる』原作小説は完結している?
『悪女のお見合い相手が完璧すぎる』の韓国原作小説は、本編172話で完結済みです。
さらに本編完結後には外伝や特別外伝も公開されており、イボンとラッドナインが結ばれた後の物語まで描かれています。
韓国原作小説は本編172話で完結
原作小説『악녀의 맞선남이 너무 완벽하다』は、本編全172話で物語の大きな決着を迎えます。
本編では、イボンの正体や皇后の黒魔法、悪魔降臨計画など、それまで積み重ねられてきた謎が明らかになり、イボンとラッドナインの関係にも結論が出ます。
そのため「原作の最終回は何話?」という点では、172話が本編最終話にあたります。
なお、配信サイトによっては本編と外伝をまとめた話数が表示されることもあるため、単純な総話数だけを見ると分かりにくい場合があります。
本編172話と、その後の外伝を分けて考えると整理しやすいです。
>>韓国原作小説『악녀의 맞선남이 너무 완벽하다』はkakaopageで全話公開されています。kakaopage公式ページをご確認ください。
本編完結後に外伝・特別外伝・外伝2部を配信
原作は本編172話で終わりではなく、その後も複数の外伝が公開されています。
- 本編:全172話
- 外伝:全7話
- 特別外伝:全17話
- 外伝2部:全15話
本編では悪魔降臨をめぐる戦いやイボンの救出など、物語の中心となる事件が決着します。
一方、外伝では本編完結後の人物たちや、イボンとラッドナインのその後をより詳しく楽しめます。
特に二人の結婚については、本編の恋愛の集大成となる重要な要素です。
最終回だけでなく、結ばれた後の二人まで読みたい人は外伝も確認しておきたいところです。
原作小説は全6巻
『悪女のお見合い相手が完璧すぎる』の原作小説は、単行本では全6巻にまとめられています。
序盤はイボンの魔法健忘症やラッドナインとのお見合いを中心に進み、中盤からはコーデリアや皇后、黒魔法をめぐる伏線が本格化。
後半ではイボンの記憶と正体が明らかになり、悪魔降臨を阻止する最終局面へつながっていきます。
特に最終6巻では、本編後半からクライマックス、さらに外伝へつながる内容まで収録されています。
恋愛だけでなく、「悪女イボンとは何者だったのか」という謎を最後まで回収する構成になっているため、原作では本編172話まで追うことで物語全体の真相が分かります。
『悪女のお見合い相手が完璧すぎる』漫画は完結している?
『悪女のお見合い相手が完璧すぎる』の原作小説は本編172話で完結していますが、漫画はまだ完結していません。
日本ではピッコマでSMARTOON版が連載されており、原作の結末まで漫画化されていないため、イボンとラッドナインの最終的な結末を先に知りたい場合は原作小説の内容を確認する必要があります。
ピッコマでは現在も連載中
日本語版『悪女のお見合い相手が完璧すぎる』は、ピッコマで現在も連載が続いています。
ピッコマでは木曜日の連載作品として掲載、2026年10月時点でも完結作品には移行していません。
一方、韓国原作小説はすでに本編172話まで完結しているため、物語そのものの最終回やイボンとラッドナインの結末は判明済みです。
漫画を最新話まで読んでも物語の先が気になる場合は、原作ではさらに先の展開まで確認できます。
なお、漫画版の更新状況は今後変わるため、最新の配信話数についてはピッコマ公式作品ページで確認してください。
漫画と原作小説の話数は対応している?
漫画版と原作小説では、「漫画○話=原作○話」と単純に対応させることはできません。
SMARTOON化にあたって、原作の複数の場面をまとめたり、反対に一つの出来事を数話に分けて描いたりするため、話数の進み方には違いがあります。
そのため、漫画の最新話数から「原作172話のうち何話まで進んだ」と正確に換算するのは難しいです。
ただし大きな物語の流れは原作をベースとしており、魔法健忘症、イボンの失われた記憶、コーデリアと皇后の黒魔法、悪魔の降臨などが重要な軸となります。
『悪女のお見合い相手が完璧すぎる』ネタバレと原作結末まとめ
『悪女のお見合い相手が完璧すぎる』は、悪女イボンに転生したと思っていた主人公が、自分自身の過去と黒魔法をめぐる真相を取り戻していくロマンスファンタジーです。
- 韓国原作小説の本編は全172話で完結
- 主人公は別人の転生者ではなく、もともとのイボン本人
- 魔法を使えない原因は「魔法健忘症」
- コーデリアは黒魔法を扱い、皇后の計画に利用されていた
- 皇后は悪魔の降臨を企み、最後は自らが生贄となる
- イボンは最終決戦後に昏睡するが、ラッドナインに救われる
- イボンとラッドナインは最初のお見合いから1年後に結婚
- 本編後には外伝7話・特別外伝17話・外伝2部15話も公開されている
- 漫画版は現在も連載中で、原作の最終回までは到達していない
序盤は、完璧すぎるラッドナインとイボンのすれ違いを楽しむ恋愛作品に見えますが、中盤以降は「イボンは本当に転生者なのか」「なぜ悪女と呼ばれていたのか」という謎が物語の中心になります。
そして原作最終回では、皇后の計画と悪魔の降臨をめぐる戦いに決着がつき、イボンとラッドナインの恋にもはっきりとした結末が描かれます。
原作はハッピーエンドで、イボンとラッドナインは最終的に夫婦になります。
漫画版ではまだ描かれていない展開も多いため、今後イボンの記憶や黒魔法をめぐる伏線がどのように回収されていくのかにも注目です。
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